どうしてもっと、子供のこと認めてあげなかったのかな
毎年2月に、まなが習っているエレクトーンの発表会があります。リトミックの頃から数えて、今年で4回目。子供の成長を感じて、毎回号泣してしまいます(親になってめっきり涙もろくなりました・・・)昨年は、指2本で「ど」「れ」だけの曲。これだけで充分「すごいなー」と思っていたのですが、今年は!!「ラブミーテンダー~茶色のこびん」。成長って言うか・・・親の私も弾けません・・・まなたちのクラスは、半年先輩のクラスと合同。先輩達を引立たせるため(?)ベースやセカンドなどいわゆる「目立つパート」ではありません。(そしてそれは今後も続いていくのでしょう・・・。うちが通っている音楽教室では入った時期によって「春組」「秋組」とあり、「春組」は2月の発表会が「1年の集大成」となるのでしょうが、「秋組」は進級早々発表会の練習なので、ちょっと中途半端なんですよねー)まなのクラスはお友達に恵まれていて、みんな真面目にこつこつ努力しています。(お友達ももちろん、お母さん方も・・・子供に練習させるのって本当に大変・・・)今年初めて、クラスのお友達と「パート分け」がされ、まなは木琴となりました。アンサンブルって、素敵ですねーみんなで一つの目標に向かっていくのってすごく励みになります。レッスンに行って、私が前向きな気持ちをもらっています。ここまでこられてよかった・・・子供がここまでくるのは大変でした。以前の日記にさんざん悩みを書いていましたが、まなは初めの2年間、先生の言うことを全く!!聞かない子でした。先生の指示に従って動かないどころか、遊びの延長でカーテンの陰に入っていってしまったり、他のお友達と抱き合ってしまったり(!)・・・「みんなに迷惑がかかっていないだろうか」そればかりが心配になり、習い事の帰り道は毎回子供が泣くまで叱って(怒って)いました。救いだったのは、周りのお母さんが温かい目で見てくれていたこと、先生がおおらかな方で「いいのよ~いいのよ~」と、子供の自由にさせてくれていたことです。今になって思うのは、ある程度小さいうちの子供は、楽しいからこそ、夢中で遊んでしまう・・・親をなめていたりレッスンがつまらないのではなく、雰囲気がいい中だからこそ(興奮して)発散してしまうこともある、ということ。子供が(迷惑をかけない程度に)楽しんでいたのに、毎回「もうお母さん来ないよ!」「レッスンやめるよ!」なんて、子供はどんな気持ちだったかなー・・・もっと子供の、子供なりの「楽しんでいる」気持ちを認めてあげればよかった。もう「あのころ」が戻ってこない今になって、切なくなります。(お金出して習って親子でストレスためてどーする、とも思う)もう小さくはなくなって、先生や親が言えばそれなりに従う歳になった今、あの頃のまなと同じくらいのお子さんに「やれないんだったら帰るよ!」「先生の言うことちゃんと聞いて!!」と怒っているお母さん(いや、一生懸命なのです)見るたびに思います。お子さん、きっと楽しんでるんですよー、と。