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テーマ:育児と介護の共通点(8)
カテゴリ:日常で感じた事
仕事柄か、よく友達に
「よくやっているよね。」 「えらいよね。」 とか、介護関係の相談などをされる。 実際、「介護」という言葉や「認知症」と言った言葉を知っていても経験しないと分からない事が多い。 認知症の症状や原因も色々有り人によって症状も違うから対応も大変だ。 働いている私自身日々、知らない事も多いし、勉強になる事や教わる事も多い。 「もし親が認知症(介護状態)なっても助かるよね。プロだもの。」 と言った言葉には、 「いや、大変さを知っているから。実際仕事とは違うし。。。状態によりますが介護はプロに任せます。自分では看れないな。。。」 と答える。 昔は「介護は3年、5年、遅くとも10年で終わる」と言われた時代もあったが、環境の変化や医療の進歩と共にそうではなくなった。 今や、「介護は3年、5年、10年、15年。。。そのうち自分が介護状態。」になりかねない。。。 介護の道のりは長い。。。 実際、仕事だから出来る事も自分の親となれば同じ対応が出来るかといったら疑問だ。 頭で分かっていても感情が付いていかない事だってある。 しかし大変さを知っているからこそ対応は早く絶対に無理はしない。 仕事や家事その他にも子供が独立していなければ子供の事、その上「介護」となったら自分自身が病気になってしまう。。。 何かが起こってからでは遅い。。。 だからといって「介護」は辛いものなのかと聞かれたらそうだとも言い切れない。 確かに大変で責任もある仕事だが、やりがいもあるし学びや喜びもあり楽しい。 人相手の仕事ならではの大変さはあるが、人は人と関わる事で成長していくのだから、続けているのだと思う。 「自分の通った道、自分が通る道」 。。。子育ては自分が通ってきた道、介護は自分がこれから通っていく道。。。 「子育て」も「介護」も無理は禁物。 人はいつでも自分ひとりで生きているのではない。 色んな人に支えてもらってなんとか毎日暮らしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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