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カテゴリ:温泉情報
全国的に梅雨明けしたようですね。
鹿児島も、一昨日から晴天に恵まれ、強い日差しが射しています。 先週は、ルルドの温泉を汲み上げるポンプの入れ替えをしました。 先月末あたりから、ポンプの異常に気が付き、故障して止まる前に新しいポンプ と交換しました。(万一を考えて、常に交換用のポンプの用意をしています。) 交換するといっても、地下深くに設置している水中ポンプですから、引き上げるの にも丸一日はかかります。 引き上げた後に、揚水管の破損の状況を詳しく調べ、悪くなっている物は新品に 交換して、翌日ふたたび管を挿入していったのですが、管を吊り下げるクレーン車 のオペレーターと、挿入口の作業員とのスムーズな連係プレーで、予定よりも早く 作業が終わりました。 ほっと一息ついて、いざ! 電源をON したところ、なんと漏電ブレーカーが働き、 電源が入らないのです! 聞けば、作業の途中にパイプから水が逆流し、漏電ブレーカーが濡れたとのこと、 急ぎドライヤーで乾燥をかけるが、相変わらず通電せず、しかたなく新品に交換 してみたが、これまたダメ!! 「新しく入れたポンプ本体そのものが悪いのでは?」 「そんなバカな! 新品のポンプだよ!!」 ポンプが悪いとなると、先ほど入れたばかりのポンプを引き上げて点検しなければ ならず、またまた大変なことになってしまいます・・・・・。 急ぎポンプ屋さんに連絡したのですが、新品のポンプなので正常なのが当たり前 のはずなんですが、「買って、1年8カ月も倉庫に寝かせていたから、ポンプが錆 びついているのでは?」 という新しい意見も出たりして・・・・・現場は大騒ぎに。 ポンプ屋さんが到着して電圧(400ボルト) 電流値を測定して異常はなく、流量の 制御コントロールをする回路をはずし、直結してテストしたらうまく運転することが でき、結果として原因は省エネルギーのための制御回路の異常と判りました。 問題は一件落着しましたが、原因は大手の電機メーカーのリフレッシュを受けた ばかりの新品と言っても良い部品でした。 メーカーの検査品だから大丈夫! という信頼感を失わせる事故でしたが、 事前のチェックをしていない我々の方の落ち度もあり、今後の課題となりました。 機械装置の故障には、複雑な要素がからんでいるので、原因を特定するまで時間 がかかりますが、原因が解るまでの間、少なくとも致命傷にならないように、次善の 対策案をとれる体制を整えておかなければなりませんね! 原発の事故を教訓に、事故を未然に防ぐための点検を徹底させることにしました。 お客様に気持ち良く温泉に入っていただくために、現場は人知れず努力を重ねて おりますので、ご安心ください。 (株)吉田アイエム研究所 吉田 透 追伸 暑い毎日が続きます。 皆さん水分の補給をお忘れなく! 良い水分は、速やかな吸収と排泄をうながし、新陳代謝を高めます。 汗は、血液が変化したものです。 きれいな血液は、きれいな汗をつくります! きれいな血液は、きれいな水がつくります。 http://www.onsen2323.com/kodawari/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月12日 20時59分14秒
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