住めば都

最近増えてる、子供による殺人事件。。。

殺害の対象は『親』

数週間前起きた、友達に３０万で母親の殺害を依頼した事件

母の殺害を依頼した少年Ａ

３０万で友人の母を殺害した少年Ｂ

今朝の「とくダネ」で「少年Ｂ」にスポットを当てて特集してました。

二人の共通点は両親が離婚しているということ。

父親に裏切られたという気持ちが強いこと。

少年Ａは父親をとても尊敬していたそうです。

離婚後、母親と生活していましたが、父親を頼り、訪れたところ

すでに新しい家族が出来ていて、「裏切れた」という気持ちに変わったらしいです。

少年Ｂは父親が大好きでした。

両親が離婚する時に、他の二人の姉妹は母親についていきました。

少年Ｂは「お父さんが一人になったら可哀想だ」と父親との生活を選んだそうです。

生活は苦しく、新聞配達のバイトでお父さんを助けていました。

中学卒業後、少しでも父親を助けたいと自衛官の試験を受けました。

その試験の日、父親が突然失踪。

必死に探しましたが、一週間後遺体で発見されました。

借金を苦にした自殺でした。

『楽しかったな。頼りないお父さんでごめんな。

もう思い残すことはありません。ありがとう。』

という様な内容の遺書が残ってました。

その後、母親を頼りますが、受け入れてもらえず

市営住宅で一人暮らしをしていた時期もあったそうです。

大好きだった父親への思いは、「裏切られた」と変わっていったみたいです。

小倉さんが言ってました。

「甘いのかも知れないけど、『罪を憎んで人を憎まず･･･』だよね」と。

高木美保さんは

「殺人は決して犯してはならない。でもこの子たちだけが悪いのか。

　原因を作ったのは子供達ではないはず」と言ってました。

デーブ・スベクターは

「確かに同情するが、世の中にはもっと辛い立場で頑張っている人たちだって

　たくさんいる」と。

少年Ａは、お母さんは女で一つで頑張っている。

お父さんにも一人で頑張っていて欲しかったのかな。。。

少年Ｂは、苦労したって、生活が苦しくたって、お父さんと一緒に

頑張って生きていきたかったんだろうな。。。

『思い残すことはありません』なんて身勝手だよね。

自分だけが苦しさから逃げてるだけじゃない。

短絡的な事件だと思っていたけど、そうでもないんだなって思った。

だからと言って、許される事件ではないけれどもね。

なんか、難しいね。。。