【結局、老後2000万円問題ってどうなったんですか?】岩城みずほ
老後2000万円問題が話題になり、老後について不安になった若い世代も多いと思います。この本はCFPを取得した女性がわかりやすく年金や貯蓄、保険について解説しています。30代、40代の子育て中の男女に向けて・年金ってどのくらいもらえるの?・貯金ってどのくらい必要?・投資ってすべき?・保険は入ったほうがいいの?・人生100年時代に必要なことって何?こんな疑問に答えています。特に保険会社は保険を売るために公的保証では足りないとか老後は2000万円以上必要などとセールストークで言ってくるかもしれないけれど保険は「必要最低限の保障をなるべく安い保険料で持つ」ことが大切だと著者は言います。保険が売れない時代なので、保険の販売員はあの手この手で保険を売ろうとするでしょう。しかし、賢く生きるためには保険の必要性を自分で判断することが大切です。投資に関しては、NISAやiDeCoを著者は勧めています。口座開設の方法からどの商品を選んだらよいかなどをわかりやすく解説しています。ただし、これも自己責任です。ファイナンシャルプランナーは、責任をとってくれないので自己責任でマイナスになることも考慮して投資をしてほしいと感じます。最後に、長寿社会では年金と自助努力の2つが大切です。長く働いて公的年金を増やすためにも、仕事の幅を広げるある程度の収入をキープするなどが今後の若い人にとって大切になってくるかもしれません。最近は、フリーで働く人たちが増えています。フリーは雇われず、自由に仕事ができるメリットはありますが厚生年金に入ることはできないので老後の年金は少ないと思います。会社に属して、厚生年金に加入するかあるいはフリーで働く場合は貯蓄などの資産形成をしっかりすることが大切だと感じます。この本は、年金をもらっている世代が読んでも残念ながら意味がありません。30代、40代世代の方が読めば大変参考になる本です。本が好きに参加しています。本は楽天で注文‼読み終わった本は、ブックオフに!店舗に持っていくのは大変なので買取宅配を利用しています。旅に出よう!今年は、楽天ふるさと納税をメインにしています!ポイントが貯まるし、ポイントが使えるのでお得。