書評【 化粧品を使わず美肌になる! 】宇津木龍一
この本は2013年11月に発行された本です。今から10年以上前の本になります。著者は、形成外科医。皮膚科医ではありません。12年以上患者さんの肌をマイクロスコープで観察して化粧品が肌によくないことをこの本で紹介しています。宇津木流スキンケアは、基礎化粧品、洗顔料、クレンジング剤をいっさい使わず水だけで洗顔する方法を推奨しています。髪の毛も体もお湯洗いだけでOKだと著者は言います。著者自身、7年間何もつけないボディケアをしているそうです。私はオイリー肌でニキビ肌なのですが、この本ではオイリー肌、ニキビ肌にも化粧品をやめ水洗顔に替えるだけで皮脂量が大幅に減り毛穴も小さくなり肌の凸凹も改善すると書かれています。日焼け止めも15分以下の外出では必要ないといいます。日焼け止めを塗らない害より塗る害のほうが大きいと。化粧品がなぜ悪なのかというと、界面活性剤やパラベンなどの防腐剤で肌バリアが壊れるから。肌トラブルに関してはレーザー治療など美容外科、美容皮膚科での治療を勧めています。この本がすべて正しいかどうかはわかりません。実際に石けんとワセリンだけで過ごすことが正解かは皮膚科医でも判断が分かれることでしょう。・シャンプーの害で女性の薄毛急増中・美顔ローラー、美顔器は刺激となり小じわの原因。・美顔&表情筋マッサージはNG・口に入れられないものは塗ってはいけない・入浴剤はさまざまな成分が入っているので使わない・ヘアケアのカラーリングは最小限にヘアマニキュアなら害が少ないなど後半はスキンケア以外についても言及しています。手洗いはハンドソープは必要なく水だけでOKともあります。しかし、コロナ感染などもあるので石鹸での手洗いは個人的には必要かと感じています。スキンケアについては日々進化しています。昔の常識、今の非常識という考えもあります。ただ、この本のすべてを否定はできないと感じます。私自身、リキッドファンデーションなどのファンデをすべてやめました。化粧水、乳液、クリームなども使いません。これによりかなり肌の調子がよくなったことは確かです。化粧品に依存している方たちがこの本を読むと参考になることもあるのではと感じます。旅の予約はいつも楽天トラベルで!ふるさと納税は楽天で!