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怪我をしてしまった
近所の大学病院の夜間救急に旦那に運んでもらい 指を10針縫うことになった。 病院に着き受付をして看護師の問診を受け 研修医に診てもらい、実際に処置をうけるまで1時間まち。 病院の事情は知ってるけど 患者の身になると本当に辛かった。 病院共通の問題点だが、やはりスタッフの看護師不足を感じた。 やっときてくれた医師はキシロカインを注射して「5分後に来ます」といって 並行して他の骨折患者のところに行き、その間研修医が私の症状を電子カルテに 入力しているのを眺めていたら、左指の切傷と入力しているが「切ったのは右よ」と教えた。 緊張している研修医さんと軽く会話しながら医師を待つ。 縫合の補助に看護師はなく医師ひとりで行い、研修医に指導しながら 患者の私に傷の説明をしてくれる。とても忙しくたいへんな仕事だと改めて感じた。 気がついたことに消毒薬の使用がほとんどなかったことだ。 局所麻酔の前に(創部を避けて)イソジン塗布ぐらいしかなかった。 医師は流しに私を連れて行き、水道水で洗浄してから縫合しただけだった。 不安だったけれど消毒による自己再生力の遅延を避けることができるらしい 止血剤にアルギン酸製剤の綿(カルトスタット*1)を置きフィルムドレッシングで密封し帰宅。 翌朝、綿が血液で真っ赤になっているがフィルムで創部は湿潤状態が保たれている。 そのほうが再生は促進されるらしい。痛みは少しあるが時間がたつにつれ感じなくなってきた。 この治療法は密封療法といい従来の治療のような消毒し乾かしガーゼで包むのとは異なる。 怪我は痛かったけれど。この新しい方法を学べたことは収穫だ。 明日また形成外科に行き治療方針を確認する予定。 この年末の忙しくなる時期にドジったなあ。 今回の事故の原因は時間に追われて炊事をしていて ガスコンロに目を向けながらコップを洗っていたため 割れた瞬間に離せず指を切ってしまったのだ。 スピード料理を自慢していた自分への警告だと受け止めた。 *1カルトスタットは、褐藻類から抽出したアルギン酸ナトリウムカルシウム塩を繊維化し成形したドレッシングです。繊維特有の優れた吸収力により、滲出液を吸収しながらゲルを形成。止血を促進するとともに、湿潤環境を維持し、治癒を促進します。 【特長1】自重の15~20倍の優れた吸収力により滲出液を吸収しゲル化、治癒に適した湿潤環境を維持します。 【特長2】止血作用を促進。カルトスタットのゲル化に伴う体液とのイオン交換により、血液凝固機転を阻害することなく止血を促進します。 【特長3】ゲル化したドレッシングが創部全体をやさしく保護、疼痛を緩和します。また、創部に固着しにくいため、交換時の二次損傷を防ぎます。 【特長4】看護の効率化に寄与。貼付、交換が容易で、看護の効率化に貢献します。効能又は効果:皮下脂肪組織までの創傷(3度熱傷を除く) に対する「創の保護」、「湿潤環境の維持」、「治癒の促進」、「疼痛の軽減」を目的とします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.09 14:12:30
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