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テーマ:小学生ママの日記(28701)
カテゴリ:読み聞かせ
今年度の読み聞かせもあと2回です。 先日は、“図書ボランティアさんに感謝する会”というのが開催され、子供達からお礼の言葉や、お礼の手紙の束をいただきました。ボランティアの方からも、それぞれ一言ずつ体育館のステージに上がって全校の前で話をしてくださいと言われ、久々にちょっと緊張しました。何とか、急いで考えをまとめて話をしたのですが、家に帰ってきた子供達からの反応は、「お母さんはちょっと話が長かったよ~」でした でも、今週読み聞かせに行った学級では「あっ、この間〇〇のことを話してくれた人だね~」と声をかけてくれる子がいて、話の内容を覚えていてくれて嬉しかったです 今回読んだ本はこちら。
一読するのに15分くらいかかるので、今回はこの1冊だけ。長いのでちょっと心配していましたが、子供達は真剣に聞いていました。 初版は1965年の名作絵本。子供の頃に読んで感動し、本を買ってもらったことを覚えています。 〈本の内容〉 山の中に赤鬼が住んでいました。赤鬼は人間と仲良くなりたいとずっと思っています。 けれども、鬼というだけで怖がって、村人は誰1人寄ってきません。鬼は悲しみ、悔しがり、しまいには腹を立てて折角作った立て札をめちゃくちゃに壊してしまいました。 そこに青鬼がやってきます。赤鬼の話を聞き、しれならいい案があると持ちかけます。それは、青鬼が悪者になって村を襲いに行く。そこで赤鬼が登場して村人を守るために青鬼をやっつけるという芝居をうつことでした。 そのおかげで赤鬼は村人達と仲良くなることができ、赤鬼の家は毎日村人たちでにぎわいます。。
この物語は色々な切り口からとらえることが出来ると思います。 私個人としては、赤鬼が心をこめて作った立て札をめちゃくちゃに壊してしまった時の気持ちと この本は教員をしていたころに、学芸会で劇(オペレッタ)として選んだものでもあり、そういう意味でも思い入れがあります。
読み聞かせでは、一読するだけであまり深いところまで考えたりすることはできないかもしれませんが、自分が子供の頃に感じたようにまた読んでみようと思ってくれる子がいたらいいなと思います。 また、絵本の裏表紙に描かれているヤマユリの花が印象的です。 ないた赤鬼は、いもとようこさんの絵以外にもたくさん出ています。
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