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カテゴリ:思うこと
夕方、玄関のチャイムが鳴ったので、インターホンを取ると
「国勢調査の調査員ですが・・」との声。 「お待ちください」と言いつつも、国勢調査はもう郵送済みだけど、何だろう・・と思いながら出ました。 出てみると間違いなく、以前配りにきた調査員の方。 70歳くらい?のとても人の良さそうな方です。 「忙しいところ、すみません。国勢調査の方はもうお出しいただけましたか?」 と。 「はい、もう出しましたよ」 と笑顔で答えると 「そうですか。それはよかったです。ありがとうございます(と深々とお辞儀) 出されたかどうか確かめるのも仕事なものでして・・」 とほっとしたような顔をされます 驚いて、 「確かめることまでなさるのですか?それは、大変ですね。。本当にご苦労様です。」 とお辞儀返しをしながら(笑)言うと、 「全部で60軒回らなくてはいけないのでねえ。。まだまだ大変ですよ。まっ、頑張りますよ~」 と明るくおっしゃっていました。 本当にご苦労様です。。 友人のお母さまから、以前調査員をしていたときの話を聞いたことがあります。 まず、配ることから大変。 昼間は留守のお宅が多いし、アパートだとそれが特に顕著です。 だからと言って、手渡しして説明の上、受け取ってもらうのが原則なので、郵便ポストに入れて置くこともできません。 一人暮らしの女の人などは夜にチャイムを鳴らしても出てくれない場合もあるので、メモを入れたりしながら、何度も足を運んだりしたそうです。 不機嫌そうに「何でこんなことをしないといけないわけ?」などど言う人がいたり。 苦労して配った後は、また回収をしなくてはいけなくて、当然ながらそれもまた大変。 「△日に回収に来るので、お願いします」と言っておいても 「まだ書けてないから、明日また来て」と言われたり。 何回も足を運んでも留守だったり。 そんな話を聞いていたので、今回のように郵送で回収(地域によってはインターネットも可)になった分、調査員の方の仕事も減ったのかなと思っていたのですが、そうでもないのですね・・。 地域によっては、調査員をアルバイトとして募集する所もあるようで、それならばいいのですが、家の地域では、自治会の役員さんがその仕事をしているみたい。 なので、たまたま役員に当たった年に国勢調査があると嫌でもやらないといけないそうで まあ、報酬は多少いただけるようですけどね。それならば、と思う方もいれば、報酬をいただいてもやりたくないという方もいるでしょうね。 友人のお母さまは後者だったようで、「もう二度とやりたくない」と言っていましたが 何にせよ、ご苦労の多いお仕事(調査員の期間は国家公務員だそうです)だなあと思います。今回の調査員の方が70歳くらいだったから余計にねえ。。まあ、とてもお元気そうな方なので、もしかしたら、こういう仕事があった方が却っていいのかも??しれませんが。 おそらく国勢調査は多額の税金を使っての調査。実施するからには、有効に活用してほしいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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