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カテゴリ:思うこと
夏休みもあと2日となりました。昨晩ようやく宿題を終わらせた子どもたちです
子どもたちが低・中学年の頃は、一緒に計画を立てたり手取り足取り進めていましたが、娘も高学年となった今年は、子供任せにしよう、と思ったものの・・ 様子を見ていると、二人とも夏休みの前半はそこそこ計画的に進めていたのですが、途中で中だるみをした後はなかなか進まず。。 さすがに25日を過ぎてからもまだ宿題がいくつかあることに気づきようやくエンジンがかかった二人。 私としては、子供に任せたいと思ったものの、いつになったらきちんと取り組み始めるのかとイライラとしてしまって・・。イライラしてもどうしようもないのですけどね。。 で、この3日くらいはさすがに二人とも慌てて始めました。それでも、二人一緒にリビングでやっているものだから、途中でおしゃべりしたり、遊んだりし出すわけですよ。 “もう少し、真剣に集中してやったらどうなの!”とここでもイライラとしてしまっているわけですが、我慢して様子を見ることに。 そんな中、ちょっとほほえましい出来事が。 途中、何かで軽くけんかをし始めた二人。どうなることかと思ったら、二人で笑い出して、 仲直り~ 仲直り~ い~つも一緒。仲直り! ぎゅ~(と言いながらハグをする) と歌っていたのです。 これは、子どもたちが小さい頃にけんかをした後にやっていたことなのですが、大きくなってきた最近は見なかったので、懐かしくて。子供たちも懐かしさを楽しんでいたようです また、次の日。 息子は、鉛筆を普段なら鉛筆削りで削るのに何故だか小刀で削り始め。。しかも、とっても時間をかけて。 ただでさえ、遊びながらやっているので、遠巻きにカリカリとしながら見ている私は、“ 何も今、小刀で削らなくても。。こんな時は鉛筆削りでガーっと削って、少しでも早く宿題を進めてよ! ”などと思っていたのですが。。 削った鉛筆を息子は得意気に 「見て!これ。なかなかの出来映えじゃない?」と娘に見せて。 それに対して娘は、 「うわ~きれいだね。これなら勉強もやる気になって、すご~くはかどりそうだね」 と、笑顔で返していて。それを聞いた息子は、嬉しそうに勉強に取り組んでいました。 これにははっとしました。 もし、息子が娘でなく私に削った鉛筆を見せていたなら、 「なかなか上手にできたじゃない~。でも、そんなことをしていたら、時間がもったいないから勉強も進めたら?」 などと余計な一言を言ってしまっていたことでしょう。 そうしたら、息子は気持ちよく勉強は進められなかっただろうな・・と。 最近は、二人で遊ぶこともなかなかなくなってきたけれど、こんな時は、やっぱり兄弟がいるといいなと思います。 子供は、自分の思い通りにはならないもの。それを頭では分かっているのですが、感情がついていかなくてイライラすることもしばしば。 でも、大人なら、計画的に効率的に・・と考えるところ、子供は無駄なことをたくさんするものですよね。というより、無駄なことを思う存分できるのは、子供の時ならではのもの。 私の子供時代のことで、今子供たちに話をする内容といえば、そんな無駄なことから発生したことや、楽しかった思い出ばかり。 それを話すことによって、自分も子供時代を振り返ったり新たに思い出したり、あの頃は見えていなかったことに気づいたりしています。 子供の頃は、決して楽しいことばかりでなく、辛いこと悩んだことも本当にたくさんあって、しばらくその思いばかりにとらわれていた時期もありました(特に母との関係で)。 でも、我が子と関わる中で、いい思いでもたくさんあったことに気づかされています。 だからこそ、子供たちにはたくさん楽しい思いや、経験をしてほしいなと思うし、無駄と思えることも、とっても大切なことだと改めて感じます。 無駄だったのは、イライラ、カリカリしている自分の時間だったな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月30日 14時34分08秒
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