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原題:The Cider House Rules
サイダーとはリンゴの搾り汁のこと サイダーハウスとはリンゴ摘み労働者の宿舎のこと ホーマーは孤児院で暮らしていた。 最初にもらわれていった家族からは泣かない赤ん坊だからと戻され、 次の家族からは泣きすぎるからと戻されて、 孤児院のラーチ医師はもうどこにも養子には出さずに 自分の元で医学を学ばせて、自分の助手をさせることにした。 彼は飲み込みが早く大変役に立ち、ラーチ医師は彼に期待していた。 ある日、ウォリーとキャンディがラーチ医師を訪ねてきた。 ホーマーは「自分は医者ではない。」と言って 彼らと一緒に孤児院を出て行く。 ホーマーはウォリーの家のリンゴ農園で働くようになる。 そして他のリンゴ摘み労働者とともにサイダーハウスで暮らすようになる。 ホーマーは海を見たことがなかった。 ロブスターを食べたことがなかった。 映画は「キングコング」しか見たことがなかった。 彼はいろいろな新しいことを経験していく。 そして、キャンディとの恋も・・・。 いろいろなことが起こった。 最後に近い場面で、 サイダーハウスのルールをホーマーが読み上げた。 ・ベッドでたばこを吸わないこと。 ・屋根の上を歩かないこと。 ・いくら暑くても、屋根の上で寝ないこと。 何だ、このルールは? これはこのサイダーハウスに暮らしていない人間が作ったルールではないか。 Mr.ローズが繰り返し言っていたことば。 "It's none of your bussiness. Mind our business." 自分たちのルールは自分たちで決める。 自分のことは自分で決める。 そしてローズ・ローズは父親をナイフで刺して出て行った。 キャンディは負傷して戻ってきたウォリーを出迎えた。 ホーマーはラーチ医師亡き後の孤児院へ戻る決心をする。 ホーマーが戻った孤児院が良かったですね~。 彼を待っていたあの少年。 そして鏡を見て髪をなおしてホーマーを出迎えたあの少女。 小さなたくさんの子供たち・・・。 寝る前の本の読み聞かせ。 やさしい愛の物語でした。 アカデミィー賞受賞が頷ける作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 30, 2007 05:40:43 PM
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