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昨日ラグビーの試合(同志社vs大体大)を見た
でも、途中で見るのをやめてしまった。 う~~~ん、ツマラン。 何がつまらんったって 私がやっていたとき(20年以上前)と比べても ぜんぜん戦術の進歩が見られないのだ。 去年の早稲田のような 展開ラグビーを見せるわけでもなく あいも変わらず、アップアンドアンダー(%)一辺倒だ。 残念ながら、世界のラグビーはどんどん進歩しているのに 日本のラグビーは進歩しているように見えないのは私だけ? とはいえ、世界のラグビーの主流も アップアンドアンダーばっかり。 みんなニュージーランドのミニチュアだ。 今年から、ニュージーランドの名手 カーワンが日本代表の監督に就任する。 個人的には楽しみにしているが、 ラグビーの人気を高めるという意味では 方向性として間違いなんじゃないだろうか? 個人的には 第1回ワールドカップで見せた フィジー(*)のようなチームが出てきてくれるのを期待している。 できれば、手先の器用な日本人がその役割を担ってほしい。 世界的に見ても、日本チームのパスワークは 楽しみにされているんだから。 もしくは、「カンペイ(#)」のような 日本発の新しい戦術を生まなければ 面白くない。 ラグビーにはパワーとテクニックとスピードと戦術という スポーツの要素すべてが含まれている 非常に面白いスポーツだが、 今の日本には長期的な戦略が乏しい。 人気を取り戻すことも、重要な戦略の一つだ。 なんてたってラグビー協会の会長が この人なので ちぃっとばっか厳しいかもしれない。 ま、とにかく、 もう一度ラグビー人気を取り戻すためには 次のワールドカップで、ぜひとも、 決勝トーナメントには進んでほしい。 じゃないと、元ラガーマンとしては寂しいじゃない。 (%)アップアンドアンダー キックで陣地を挽回し、集団を使ってボールを奪取し そこを起点に力で押すスタイル。パスワークなどのような テクニックよりも体が大きくパワーと走力のあるチームに有利。 体の大きなチームには向いているが、アジアやオセアニアの チームでは体形の大きなチームにはかなわない。 (*)第1回ワールドカップで見せたフィジー 当時フィジアンマジックとも言われたパス主体のラグビー 普通なら、ラックなりモールなりの集合を作る状況でも ボールがなぜかパスでつながっていった。ラグビーの常識を 覆したスタイル。強くは無かったが、世界中があっと言わされた。 第2回W杯ではニュージーランドのヘッドコーチが着いたためか、 アップアンドアンダー主体のニュージーランドスタイルになり 人気が凋落した。 (#)カンペイ フルバック(一番後ろでディフェンスするポジション)のライン参加のこと。 菅平で開発されたのでこの名前がついた。オールブラックスジュニアを この戦術で勝ち、日本の名前を世界中に広めた。でも、今では高校生でも するごく一般的な戦術に。当時は、フルバックが攻撃に参加するなんて 敵にボールを取られたときのリスクが大きすぎるので、常識では考えら れなかった。しかし、ブラインドサイドのウィングがフルバックのポジ ションに移動することで、この問題を解決した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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