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★「人間は死を予感する病になったときと、罪を犯して牢獄に入ったとき、
本当の自分を見つけるチャンスを手にするんだ。」(p207) ★「過去の記憶から、最近の自分の記憶の再生に追いついたところに、 本当の自分があるんだ」(p264) ★「成功者は自分がどんな人間なのかということを知り、 その自分をしっかりと表現できる人なんだ。」(p269) ★「本当の自分を知らないこと、または失っていることにより自分を他人の 評価の中でしか確認できないため、絶えず他者の評価に翻弄される」(p282) 【サラっとく?】 ●前回に引き続き、自分の目標を見つける本「My Goal」の紹介をしたいと思います。 本書は3部によって構成されています。前半の1章では「成功ノウハウが幸せを もたらすのではない、<本当の目標>こそ成功の秘訣だ!」として、 目標設定の重要性が語られましたね(前回)。 ●次いで2章では、その具体的な設定方法について寓話を交えながら 分かりやすく解説されています。この寓話が秀逸の出来。1章はやや理論的で 噛み砕きにくい印象を受ける人もいるかもしれません。しかし、2章はこの 寓話によって、極上フィレ肉のごとき傑作に仕立て上げられています。 ●さらにすばらしいのが2章の最後に添付されている496の質問集。 多くの書籍やセミナーにおいても目標設定の重要性は語られています。しかし 残念なことに、その多くが大切さだけを説いて終わってしまっているのも事実。 ●それって、岸の向こうで「こっちは素晴らしいぞ。早く渡って来い」 って言ってるだけなんですよね。たまたま目標が見つかってそっちに ジャンプできた人はいいけど、多くの人は渡る手段がないから困ってるんです。 ●そこで「質問」によって対岸との橋渡しをしてくれるのが本書。多くの人は、 それに答えていくうちに、一歩ずつゴールに近づくのを実感できるでしょう。 パーカーの「あなたに最も役立つ本は、あなたを最も考えさせる本である」 という言葉を胸に、じっくりと腰を据えて読んでみてください。 【突っ込んどく?】 ●では、具体的にどうすれば正しい目標設定ができるのか。 「過去の記憶から、最近の自分の記憶の再生に追いついたところに、 本当の自分があるんだ」(p264) と、ありますね。 ●この本当の自分を見つけるのが全ての始まりとのこと。「自分らしく」 生きようにも、本当の「自分」がわからなければどうしようもない。 多くの人は、餃子が何かも分からずまま、おいしい餃子を作り出すために 四苦八苦しているようなものなのです。 ●餃子の歴史を紐解き、本質を知り、その味と風味に自信を持てる人こそ真の 料理家といえるでしょう。同じように「成功者は自分がどんな人間なのか ということを知り、その自分をしっかりと表現できる人なんだ。」(p269) との事。 ●自分の価値観がしっかり定まっているというのは「楽」なんだと思います。 それがない人は、相手の評価の中でしか自分の価値を見出せないために、 いつも顔色を伺ってなきゃいけない。 ●現代のような人の価値観も評価も多様化した時代では、 それが苦しいのは当たり前。荒波の中をボートで航海するようなものです。 波にさらわれないためにも、 早くドッシリとした価値観の碇(いかり)を下ろしたいものですね♪ オススメ度★★★★★ 満点!! →「自分らしく」生きたい方 就職もしくは転職をお考えの方 マイ・ゴールを定めたい方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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