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★「凡人にとっては、お金を稼ぐことに対する懐疑心を持つのは致命的。なぜなら
お金が回り始めたとたん、自分で自分にストップをかけちゃうから」(p22) ★「愚者は自分でできると考える。賢者は先人の智恵から学ぶ」(p131) ★「お金は後からついてくる」とは、お金持ちが自分を律するために言う言葉」(p192) ★「お金に縁遠くなるのは、非常に簡単。<人生、お金じゃないよ>と言えばいい」(p195) 【サラっとく?】 ●まず1ページ目を捲ってみると「この本の内容に怒る人もいるだろう」との1文。 さらに、これまでの成功法則の盲点を指摘し「この本はそういった成功法則が 嫌いな人が成功するための本だ」と畳み掛けます。この類の本を読んだことが ある人ほど、ここでググっと身を乗り出させられるでしょう。 ●いわゆる「成功法則」というのは、成功法則を商売にして「成功」した人の話 だといいます。だから往々にして、同じ理論やテクニックの塗り返しに陥りがち とのこと。ダイエット法が、手を変え品を変え登場するのと同じですね。 ●冒頭でこういった文章を持ってくるのは非常にうまいと思います。 著者は「実践マーケッター」の異名をとる、カリスマコンサルタントですが、 こういった人を引き付ける手法を学ぶだけでも、大変参考になる一冊です。 ●もちろん、語られている内容も有意義なものばかりです。ただし、重要なのは それを実行に移すかどうか。どれだけ優れたダイエット法も、試してみなけりゃ 効果はわかりません。存在すると言うことは、少なくとも誰かしらその方法で ダイエットに成功した人がいるということ。 ●まあ、例え嘘であれ、体重が今の2倍に増えちゃう、なんてことはないでしょう。 成功法則もそれと同じ。悪くたってサラ金に追われるわけじゃありません。でも逆に 実行したら、家のローンくらいは一括で払えるような成功が訪れるかもしれませんよ♪ 【突っ込んどく?】 ●「凡人にとっては、お金を稼ぐことに対する懐疑心を持つのは致命的」(p22) いわゆる「常識的な成功法則」を学んでいる人ほど、この状態に陥りがちです。 「世の中お金じゃないさ」「ワクワクする事だけやってればお金は後からついて来る」 「謙虚でなければいけない」「人との出会いを大切に」などなど・・・。 ●でもこういった言葉はどれも、成功者が、その成功によって傲慢にならないため 自分に言い聞かせるためのものだと言います。凡人がこれを鵜呑みにすると、 成功に傾きだした瞬間に、自分にストップをかけてしまうことになる・・・。 ●スポーツで考えれば分かりやすいでしょう。野球部1軍のエースと、入ったばかり の初心者とでは、必要な事が全く異なります。前者であれば「ストレートばかりが 脳じゃない」「ワクワクしながらやれ」「相手に敬意を払え」という教えは非常に有効。 ●でも初心者が、いきなりそんなことを言われてもパッとしないですよね。 「速い球を投げる」「体力をつける」「相手に勝つ」など、もっと切実な問題がある。 それを変化球だの、ワクワクだの、敬意だのって気にしていたら 一向に成長は訪れないのではないでしょうか。 ●社会貢献だ、心の成長だ、なんだという前にまずは稼いでみろ、という事ですね。 その後でも心は磨きたいだけ磨ける。社会貢献したかったら、10億稼いで、 9億募金すればいい。煌びやかな「成功」裏の、泥臭い部分にスポットライトが 当てられていて、僕のような凡人には非常に役に立つ一冊でした♪ オススメ度★★★★★満点! →常識的な人 凡人さま なにはともあれ、「金持ちになりたい」という方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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