|
カテゴリ:カテゴリ未分類
★「いい人間関係というのは、互いの偏愛やクセの結びつきによって起きる」(p6)
★「世界というものはその人の好きなもの、偏って愛しているものの集合体」(p10) ★「同じ人や同じ趣味を偏愛したりしていると、一気に距離が縮む」(p12) ★「1つでも共通の偏愛があれば、それで人間関係はうまくいく」(p83) 【サラっとく?】 ●「偏愛」って何でしょうか。これは「偏って愛すること」です。 流行っているから好きな歌、人気があるからよくいく店…こういったものは 「偏愛」しているとはいえません。 ●そうではなく、「その人が褒められると自分が褒められるより嬉しい!」 「これが好きな人に悪い人はいない!」こう思えるものこそ、 自分が心の底から好きなもの、「偏愛」するものだといえます。 ●これらを1枚の紙に書き出し、マップ状にして表したものが「偏愛マップ」です。 著者曰く、「史上最強のコミュニケーション・メソッド」。 好きなものについて語るとき、人の目は最も輝く・・・だったら、これを コミュニケーションの支柱にしてしまえばいいじゃないか、という考えです。 ●偏愛マップを用いたコミュニケーションはあらゆる場で効果を発揮するとの事。 会議の前に…コメント力を磨くことで、クリエイティブネスを刺激できる。 セミナーなどで…自己紹介に用いることで、一気にアイスブレイクできる。 合コンや結婚式の2次会などで…共通の偏愛を見つけ、すぐに深い関係になれる。 ●などなど。 本書はわずか100ページ足らずで、1時間もあれば読み終えることができます。 ぜひ1度、職場や合コンの場などで試してみてはいかがでしょうか。 【突っ込んどく?】 ●なぜ、互いの偏愛を見せ合うことで、そこまで深いコミュニケーションが 可能になるのでしょうか。もちろん、その1つの理由として ★「いい人間関係というのは、互いの偏愛やクセの結びつきによって起きる」(p6) ★「同じ人や同じ趣味を偏愛したりしていると、一気に距離が縮む」(p12) というのもあるでしょう。 ●それまであまりよく思っていなかった人間が「自分と共通のモノを偏愛している」 と分かった瞬間に素敵な人に思えてきた・・・などという経験は誰しもあるのでは? こういったものは、その種の典型例といえます。 ●ただ、偏愛マップが深いコミュニケーションを可能にする最たる理由は 他にあるのではないかと思います。なんだと思いますか?それはずばり 「その人の個性が、1枚の紙でまざまざと見て取れること」。 ●僕が思うに、「偏愛」っていうのは、その人の個性や人格を形成する パズルのようなもの。形や大きさはバラバラでも、その1つ1つが その人自身を形成する、大切なワン・ピースなんだと思います。 ●だから偏愛マップを見ることで、その人の本質の部分が見えてくる・・・。 それは決して、初対面でありがちな「お住まいは?」「ご職業は?」 といった会話からは推し量れない。始めて会った人同士が、偏愛マップを見せて 10分足らずで10年来の親友のようになってしまう、というのも頷けますね。 オススメ度★★★☆☆ →職場の雰囲気をよくしたい方 合コンや飲み会を盛り上げたい方 より絆を深めたい親子、カップル、仲間 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|