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★「何事も<見る>のではなく<観る>ことを心がけよ!」(p68)
★「任務以上のことをその仕事から学ぶことは、絶対に可能である!」(p86) ★「自分というブランドを多面的に磨いていけば、 あなたという存在はますます輝きを増していくはずだ!」(p96) ★「<信じる者>と書いて<儲>かると読む。」(p109) 【サラっとく?】 ●あなたは、「自分ブランド」を確立していますか? この「ブランド」とは決して、市場に氾濫する企画品のことではありません。 そうではなく、これまで磨いてきた「武器」や、行動の軸となる「信念」、 こういった自分にしかない強みが「自分ブランド」として表れるといいます。 ●現代は「カルトコンシャス(熱狂的な意識)の時代」などといわれます。 つまり、価値観が多様化している中、当たり障りのない商品は淘汰され 強烈な個性がなければ、受け入れられない時代になったということ。 本書が「自分ブランド」の大切さを主張するのもこれが背景にあります。 ●曰く、自分のスタイルを周りの価値観に合わせたくとも、「こうあればいい」 といい安全なスタイルそのものが見つからない…。 そうであれば自分の「武器」や「信念」をもとにブランドを作りあげ、 周りをそれにあわせてしまえばいいじゃないか!という考えです。 ●著者自信、カリスマバイヤーとして「自分ブランド」を築き上げ、 現在も「福助」代表取締役として活躍を続けています。経験談を踏まえた 自分ブランドの「築き方」や「磨き方」は、混迷の21世紀を生き抜く ための、1つの道標となりそうです。 【突っ込んどく?】 ●「何事も<見る>のではなく<観る>ことを心がけよ!」(p68) <見る>と<観る>の違いがお分かりですか?前者がただ「目に入る」 のに対し、後者はより能動的に「観察する」の意味合いがでてきます。 ●優れたアーティストといわれる人は、すべからくこの「観る」努力をしています。 建築家であれば、ちょっと目に留まった建物でも、「なぜそれが気になったのか」 を徹底的に考えるでしょう。音楽家であれば音、小説家であれば言葉、 という具合に、彼らの持つ観察眼は、まことに鋭いものです。 ●ただしこれは、なにもクリエイティブな職に限定するものではありません。 例えば僕らも、気にかかる人に出会ったとき、「その人のどこが気にかかった んだろう?」と考えることで、そのいい部分を盗める可能性がグンと上がります。 ●広告や記事であれば、目に留まった理由を推測することで、自分と社会に 対する理解が一層深まります。ちなみに名探偵ホームズも、これに関連して 次のようなことを言っています。「君はただ眼で見るだけで、 観察ということをしない。見るのと観察するのでは大違いなんだぜ。」 ●英語でいうならば「Hear」ではなく「Listen」を、 「See」ではなく「Look」をする努力、これを常に怠らないようにしたいものです。 オススメ度★★★★★満点! →・「自分ブランド」を作り上げたい方 ・強固な組織を作り上げたい方 ・いつまでも「志」を忘れないでいたい方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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