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ここ読め本本!!―レビュー&書評―

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2004年07月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
★「幸福の80%は、人生の20%で経験する。」(p174)

★「価値ある仕事の80%は、使う時間の20%で達成される。」(p174)

★「時間のわずか20%を有効に使うだけで、

  時間が足りないということはなくなる。」(p175)

★「関係の価値の80%を占める少数の大切な人と過ごす時間が、

  全体の時間の80%にとうてい及ばないことがわかるにちがいない。」(p213)


【サラっとく?】


●前回に引き続き、「人生を変える80対20の法則」をご紹介します。

 皆さん、自分の生活の中でこの「80対20法則」、試してみましたか?

 まだの人はぜひ「重要な20%が何か」見つけるところから始めてみて下さい。


●本書は大きく分けて、前半と後半での2部構成になっています。

 前回紹介したのは、前半の「実践・ビジネス篇」です。

 ここでは、ビジネスの世界でより大きな成果を収めるために、

「80対20法則」をどう利用したらいいのか、ということが語られます。


●今回紹介する後半の「実践・生活篇」は、主に実生活の面で

「80対20の法則」をどう活用できるか、という点に主眼が置かれています。

 「時間がない」とお悩みの方や、「成果があがらない」と苦しんでいる方に

 とっては、何よりの処方箋となること、間違いないでしょう。


●冒頭で、この法則を使って見たか、という質問を投げかけましたが、

 心配しないで下さい。読者のみなさんは、おそらく使っていると思います。

 なぜって?実は読書にも「80対20の法則」は当てはまるのです。


●つまり「1冊の中で重要な情報の80%は、20%のページに存在する」という事。

 これからも僕が、20%のポイントを120%に深めて、伝え続けるのでご安心を♪


【突っ込んどく?】


●「幸福の80%は、人生の20%で経験する。」(p174)

「価値ある仕事の80%は、使う時間の20%で達成される。」(p174)

 人生も、時間も、さらには人間関係までもが

 「80対20法則」の影響下にあるようです。


●では、この結果の80%をもたらす20%の要因が分かったとして、

 僕たちは、そこからどうすればいいのか。これには2つの答えが考えられます。

 (1)最も生産的な20%の要因にかける時間・労力を「増やす」決定をすること。

 (2)非生産的な残り80%の要因に対し、時間・労力を「かけない」決定をすること。


●具体例として、仕事と時間を取り上げてみましょう。

 (1)80%の価値を生み出している20%の仕事について、かける時間を増やす。

 (2)80%もの時間をかけているのに、20%の価値しか生み出せていない仕事に

  ついて、かける時間を減らす。非常に単純ですが、どちらも「勇気」が必要。


●さらに、覚えておかないといけないのはこの法則のもつ普遍性です。

 例え20%の生産的な時間の割合を、100%に上げることができたとしても、

 その中で再び生産的な20%と非生産的な80%の時間に分かれてしまいます。


●企業にしても、人にしても、絶えざる

 イノベーション(革新)が必要ということですね。



オススメ度★★★★☆

→・人生を何倍も楽しみたい方

・会社をより成長させたい方

・時間がない!とお悩みの方






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最終更新日  2004年07月06日 21時43分51秒
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