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★「真似は学習速度を非常に向上させます。」(p89)
★「なにをやっても徹底的にプロになれば、別のジャンルのプロに尊敬される」(p91) ★「どんなセリフを話すかよりも、どんな雰囲気で話すかのほうが重要」(p108) ★「人間は不安定になると安定せずにはいられない。」(p145) ★「魅力とは結局つまるところ相手の内面に切り取った感情体験の総体積」(p178) 【サラっとく?】 ●「また怪しい本だよ…」「本読んでモテたら苦労しないよー」なんて思いました? 確かにタイトルだけ見れば単なる恋愛論と変わらなくも見えます。が…侮るなかれ。 本書は、ビジネス、しいては人生をも成功に導く指南書になりえます。 ●というのも、この本は「モテるためにはどうしたらいいのか?」というテクニック ではなく、「モテるとは何か」「魅力とは何か」という人間の本質に迫っているから。 「デキるビジネスマン」は、仕事ができるから、お金があるから、モテるんじゃない。 「モテる」性質があるから仕事も「デキる」のです。 ●だから人生も楽しく、表情が活き活きする。それがまた「モテる」に繋がる。 そういった好循環が人生の成功に繋がっていくのでしょう。逆に「モテない」人は 自分の魅力が把握できないから、ビジネスでも強みを活かしきれない。 その自身のなさがまた「モテない」に繋がる、という悪循環に繋がってしまう… ●著者の後藤氏は、その昔「デブ」なのに売り上げNo1となった伝説のホスト。 「人たらしの極意」を会得した著者は現在、恋愛の分野のみでなく、 地方公共団体や中小企業のコンサルテーションにもひっぱりだこになっています。 あなたも人生に「モテ」る、その秘訣を知りたくありませんか? 【突っ込んどく?】 ●「人間は不安定になると安定せずにはいられない。」(p145) ヤクザがコワもて なのは、それにより相手を不安定にすることが目的との事です。そこから安定しよう とする時に、普通ではありえないような妥協を受け入れさせてしまう、という寸法。 ●実践マーケッターとして有名な神田昌典氏も、「著作の表紙をピンクにしたり、 前書きで大胆な発言をしたりするのも、読者の気持ちを不安定にさせるのが目的」 とはっきり述べています。すると、ビックリした読者は、安定するために、 その場で立ち読みをするか、レジに足を向かわせるしかなくなるわけです。 ●極道やビジネスだけでなく、もちろん恋愛についてもこの性質は利用できます。 恋愛映画って、実は何十年も前からずっと同じパターンを見せられているんですよ。 テロと戦う、船が沈没する、地球を救う…そんな非日常な空間では当然、人間の 心理は不安定になります。その安定しようとするエネルギーはどこへ向かうか… それが「恋愛」。映画俳優はこの過程を、手を変え品を変え、演じているわけです。 ●「魅力とは結局つまるところ相手の内面に切り取った感情体験の総体積」(p178) よくポジティブなだけの男って嫌われますが、なぜだと思いますか? それは相手の感情を一方にしか振ることができないから。つまり、切り取る 感情体験がどうしても小さくなってしまうんです。 ●逆にホストやヒモと呼ばれる人達は、ポジティブとネガティブを非常によく 使い分ける。ヤクザも同じで、よくドラマなどで見る「散々女を殴った後に 抱きしめる」などというパターン…あれなどは、相手の感情を+と-に大きく 振る事で、魅力にどっぷり浸からせてしまっている、典型例とのことです。 ●いつも甘い料理ばかり食べていたら飽きてしまいますね。人もそれと同じで、 時にスパイスや酸味が利いていてこそ、真に魅力的といえるのかもしれません。 オススメ度★★★★★満点! →・異性、仕事、人生の全てに「モテたい」方 ・「魅力」とは何なのか知りたい方 ・人を惹き付ける手法を学びたい方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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