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★「真面目に働く」というのと、「儲かる」ことは、相関関係はない。」(p24)
★「できる営業マンは、しゃべらない。」(p50) ★「一度断られると、感情的に、「どうしてもあの先生に相談に乗って もらいたい」という気持ちが起こるらしい。」(p54) ★「学歴と経営のセンスは関連性があるだろうか?もちろんである。反比例する」(p72) ★「快楽を求めるよりは、苦痛から逃れる方が、より強い行動要因になる」(p113) 【サラっとく?】 ●「神田さんの本をもっと取り上げて欲しい」との要望が多かったので、紹介します。 毎回ながら神田氏の本は、本当に隅から隅まで勉強になります。 というもの本書自体が、そのパッケージ、構成、文章、と至るところに 「売れる」仕組み、「惹き付ける」工夫が凝らされているから。 ●氏曰く、商品を売る際には「認知不協和」と「緊急性」という2つのキーワードが 重要になってくるとの事。「緊急性」は、その商品を今すぐ書いたい!と思わせる ような動機付けをしろということです。本書は「90日間で」と期間を明確にする ことで、見事に「緊急性」を演出していますね。 ●「認知不協和」というのは、簡単にいえば、意外性を与えることで、相手を 「不安定」にすること。前回紹介した「非日常的な状況下で恋愛が成立しやすい」 なんていうのは、まさにこの「認知不協和」がうまく機能しているといえます。 『後藤芳徳の「モテる!成功法則」』 ※【突っ込んどく?】参照 ●ビジネスもそれと同じで、日常ではありえない、「えっ?」という意外性を持たせ、 お客に関心を持ってもらうのが第一です。表紙が派手なピンク色だったり、 冒頭の部分で「○○な人は読まないで下さい」なんて読者を限定したりするのも、 この「認知不協和」を起こすのが目的でしょう。 ●ありゃりゃ…? 僕が、色っぽい服着た女性や、 付き合う男を限定するような高飛車な女性に、 なぜか惹かれてしまう理屈と同じじゃありませんか!笑 【突っ込んどく?】 ●「真面目に働く」というのと、「儲かる」ことは、相関関係はない。」(p24) うーん、なんとなく分かっていましたが、こうハッキリといわれると、 逆にすっきりしますね。笑 ●ドイツのフォン・マンシュタイン将軍をご存知でしょうか。 20世紀最高の戦略脳の持ち主とうたわれ、第2次世界大戦では、 敵国フランスをわずか2ヶ月で征服した実績を持ちます。 ●彼曰く、将校には4つのタイプがいるとのこと。第一に怠惰で無能なタイプ。 第二に勤勉で有能なタイプ。第三に勤勉で無能なタイプ。第四に怠惰で有能なタイプ。 無能な2種のうち、第一のタイプは放っておいても害にならないが、 第三のタイプは最も始末に終えないので、即刻除隊を命じる必要があるとのこと。 ●一方、有能な2種のうち、第二のタイプは何事もきちんと分析する優秀な参謀と となりえるが、怠けることを知らない。よって第四のタイプを最高の位につける べきとの事。この話は21世紀を生きる僕らにとても、重要な訓戒となりえます。 ●つまり、大切なのは「怠ける」能力を磨くこと。と、いってもただボケっとしてろ という事ではありません。 本当に付加価値の高い部分に集中し、最小の努力で最大の結果をだす…。 それが戦闘、しいては商売においても、成功する秘訣といえそうです。 オススメ度★★★★★満点! →・経営者、起業家 ・魅力的な広告を作りたい方 ・セールスの極意を掴みたい方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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