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ここ読め本本!!―レビュー&書評―

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2004年10月29日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
★「自らが描いたゴールに向かって、1つのキャリアを1歩1歩積み上げていく
  というパターンは、もはや不可能になっている」(p8)

★「スキルは蓄積するというより、生涯学習により、更新し続けるものだ。」(p53)

★「キャリア選択の<ナンバーワンキャリア>と<オンリーワンキャリア>」(p69)

★「人材育成は<育てる時代>から、<育つ場を与える時代>へと
  大きく変わらなければならない。」(p82)

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   【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~
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         『キャリアショック』 高橋俊介
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●「ドッグイヤー」という言葉をご存知でしょうか。人間の1年が、

 犬にとっての6~7年に相当することから、IT業界の変化の速さを示した言葉です。

 この「ドッグイヤー」がキャリアの世界においても起こりつつあります。


●相次ぐ外資の参入、金融機関の破綻、大企業の不祥事、事業のアウトソーシング化…

 目まぐるしく変化する現代社会においては、1歩1歩「積み上げ」たキャリアは

 一瞬にして0になる可能性がある…。著者はこの現象を「キャリアショック」と呼び、

 本書でそれに対応する方法を説いています。


●著者自身は、大学で航空工学を専攻した後に旧国鉄に入社。後にアメリカ留学した

 際にマッキンゼーに出会い転職。日本の典型的なピラミッド組織と、それと対極に

 あるアメリカの柔軟な組織を見た経験をもとに、「組織論」の専門家となった…。


●こう書くと非常に計画的にキャリアを積んでいるように思われますが、決してそう

 ではないといいます。国鉄に入社したのは航空工学を活かせる所が他になかったから。

 マッキンゼーに入社したのはたまたま留学先の学校の掲示板で「外国人可」の募集

 を見たからで、始めは名前すら知らなかったといいます。


●プランド・ハップンスタンス・セオリーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 「キャリアは偶然の出来事で8割決まる」という意味であり、著者自身この例外では

 なかったということでしょう。ただし、偶然を必然に変えるには様々な心構えが必要

 になってきます。ぜひ本書からキャリアショックを乗り切る術を学んでください。


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   【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~
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 ★「キャリア選択の<ナンバーワンキャリア>と<オンリーワンキャリア>」(p69)
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●キャリアを選択するにあたって、僕たちは2つの要素から考える必要があります。

 1つはその仕事が自分の動機にどれだけマッチしているか、どれだけ「やりたい」

 と思える仕事なのか。もう1つは、実際にどれだけのスキルと能力があるのか。


●この「動機」と「スキル・能力」のマッチしている分野こそが「ナンバー

 ワンキャリア」だといいます。実践マーケッターとして有名な神田昌典氏は、

 起業するにあたっては自分の「やりたい」と「できる」を一致させる必要がある、

 と述べていますが、キャリア選択においてもこれはNO1になるために重要なこと。


●ただし本書の著者・高橋氏は「若いうちからこのナンバーワンキャリアを選択

 するのは必ずしも得策ではない」と述べています。若い頃というのは、スキルや

 能力がまだ未開発の部分が多いため、早い段階で見えている「できる」のみに注目

 すると、逆に柔軟性を欠き、キャリアの幅を狭めることになりかねないとの事。


●ではどうすればいいのか?それは「能力・スキル」はなくても「動機」がある、

 つまり今は「できない」でも、それを強烈に「やりたい」と思える様な仕事を

 次々にやっていくことです。


●人は皆「キャリア」という畑を持っており、その中には色々な種が埋まっています。

 早期から出た1つの芽だけに注目するのではなく、まずはたくさんの種に水をやり、

 育んであげたいものです。きっと将来、その畑には色とりどりの花が咲き、

 それは自分だけの「オンリーワンキリア」に繋がっていくことでしょう。




□■エッセンス■□

「キャリア選択の<ナンバーワンキャリア>と<オンリーワンキャリア>」(p69)

▼あなたは仕事に対する「動機」を無視していませんか?


□■今日の紹介書籍■□

『キャリアショック』 高橋俊介

『キャリアショック』

オススメ度★★★★☆

→・就職・転職を考えている方
  ・自分のキャリアに不安を抱いている方
  ・自分だけの「オンリーワンキャリア」を見つけたい方





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最終更新日  2004年11月02日 15時55分29秒
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