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ここ読め本本!!―レビュー&書評―

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2005年01月05日
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★「いつでもだれにでも気に入られるようにしていると、
  最後には自分になにも残らなくなる」(p199)

★「病気が与えてくれた「贈り物」のひとつに、
  自分の残りの人生がはっきり、くっきり見渡せるということがある。」(p256)

★「黙り込むことによって ― つまり妻と家族をこの経験から切り離すことによって
  ― 僕は彼らをもパーキンソン病の奴隷にしてしまっていたのだ。」(p288)

★「神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、
  自分に変えられることを変える勇気と、
  そしてそのちがいがわかるだけの知恵をお与えください。」(p336)

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        【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~
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         『ラッキーマン』 マイケル・J・フォックス
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●若くして大成功を収めたアメリカのトップスター、マイケル・J・フォックス。

 ご存知「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの主人公としても知られ、

 過去にはゴールデングローブ賞(4回)、エミー賞(4回)など、数多くの栄誉に

 輝いています。そう、30歳にして彼は人生の頂点にありました…。


●そんな彼が同じく30歳にして発病した不治の病・パーキンソン病。普通は80歳の

 老人がかかるような退行性の神経病です。人生の絶頂期において、その俳優生命も

 残り10年と宣告されたマイケルが、どれほどの苦悩を抱え、病と闘ってきたか…。

 発病から告知に至るまでの7年という歳月が、まさにその深刻さを物語っています。


●本書はそんなマイケル・J・フォックスの回想録になりますが、タイトルがその

 深刻さに反して「ラッキーマン」となっているのに一瞬、とまどいを覚えます。

 マイケル曰く「この病気にならなかったら、僕はこれほど深くて豊かな気持ちには

 なれなかった。だから僕は、自分をラッキーマンだと思うのだ」ということ。


●読み進むにつれこの、どんな苦境においても自分を「運がいい」と思える精神、

 これこそが彼をアメリカのトップスターに導き、今もって人生の成功者に

 せしめている、最大の秘訣なのではないかということに気がつきます。

 人生に悩める全ての人に、輝かしい希望と溢れる勇気を与えてくれる1冊。


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   【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~
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  ★「神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、
    自分に変えられることを変える勇気と、
    そしてそのちがいがわかるだけの知恵をお与えください。」(p336)
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●マイケルは一時期、パーキンソン病のプレッシャーから

 アルコールに依存した生活に陥ってしまったといいます。

 「ぼくはアルコールのことをパーキンソン病と闘っていく上での仲間だと思っていた。
 (略)しかしいつのまにかアルコールがもう1つの敵 ― 僕が大事にしているもの
 (妻や息子)すべてを奪い去ろうと脅しているものになっていた」(p256)


●ここに来てマイケルは、パーキンソン病は「変えられない」けれど、アルコールに

 依存した生活は「変えられる」ことに気づきました。これを機にマイケルの闘病生活

 は、「変えられること」にフォーカスした積極的・主体的なものに変わっていきます。


●これは名著『7つの習慣』で述べられている「影響の輪」と「関心の輪」にも

 繋がります。◎ ←このような丸の重なった図を頭に思い浮かべてください。

 このうちの外側が「関心の輪」で内側が「影響の輪」です。


●一般に主体的な人間というのは自分が興味ある範囲=「関心の輪」(外側)の中で、

 自分の行動によって「変えられる」範囲=「影響の輪」(内側)を最大に持ってくる

 傾向にあります。一方で保守的な人間というのは「関心の輪」ばかりが大きく、

 実際にその中で自分が「変えられる」範囲=「影響の輪」が限りなく小さい。
 

●両者の違いは使う言葉にも顕著に表れます。「影響の輪」にフォーカスしている

 前者に「自分が」、「~する」、「~できる」といった主体的な言葉が聞かれる一方、

身の回りの、つまらない心配ばかりをしている後者からは「○○が」、「~される」、

 「~できない」といった消極的な言葉が頻繁に聞かれます。


●マイケルのように「変えられるもの」=「影響の輪」にフォーカスして、

 主体的な人生をおくっていきたい…そのために普段自分が使っている

 「言葉」に、あらためて注意を向けてみるのもいいかもしれません。




□■エッセンス■□

・「神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、
  自分に変えられることを変える勇気と、
  そしてそのちがいがわかるだけの知恵をお与えください。」(p336)

▼あなたは「変えられる」ことにフォーカスした主体的な生活を送っていますか?


□■今日の紹介書籍■□

『ラッキーマン』 マイケル・J・フォックス

『ラッキーマン』

オススメ度★★★★☆

→・「ラッキーマン」になりたい方
 ・大きな悩みや病気を抱えている方
 ・芸能・医療・教育関係に属する方






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最終更新日  2005年01月09日 13時03分02秒
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