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ここ読め本本!!―レビュー&書評―

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2005年01月08日
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★「部下に仕事を任せるとは、誰かにあなたのアイデアを実行させることではない。
  その人のアイデアが実現するための環境を整えること、
  その人のビジョンに沿ったやり方でビジネスをさせることなのだ。」(p31)

★「リーダーとして人を率いる立場にある人間には、自分のルーツ、そして
  自分の考え方のルーツがどこにあるかを理解することは欠かせない。」(p78)

★「キャリアを通じて思い切ってリスクを負う覚悟を決めた上で、
  結果が出るのをどれくらい待つのか、具体的な年数を決めておく」(p103)

★「ある状況に入ったとき、まず二言三言、よく考え抜かれたフレーズを口にし、それ
  によって場の主導権を握る。これはリーダーシップに必要な資質のひとつ」(p123)


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        【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~
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       『ハーバードからの贈り物』 デイジー・ウェイドマン
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●「恒例の最後の授業にこそハーバードの精神が息づいている」。 

 各学期の最終授業、ハーバードの教授たちは「いまの自分を支えているもの」

 として、自らの体験に根ざしたエピソードを生徒たちに披露するといいます。


●本書はそういったハーバード教授陣によるエピソード15編を編集し、1冊の

 本にまとめたもの。冬山登山中の事故で急死に一生を得、それを機に使命感に

 目覚めた教授や、「ヒポクラテスの誓い」ならぬ「経営者の誓い」を打ち立てた

 教授など、だれ1人とってもベストセラーを書けそうな人たちばかり。


●「自分らしくあれ」、「完璧を求めるな」、「今という瞬間を生きよ」…

 各々の教授が投げかけるメッセージはどれも大変ユニークかつ強烈で、

 知識だけではない、ハーバード・ビジネススクール教授陣の懐の深さを

 感じさせる内容になっています。


●話の切り口や、語り口調はどれも異なっているものの、そのテーマは全て

 「真のリーダーたる条件とは」という本質的なもの。いまリーダーとしての

 手腕がまさに問われている人にとっても、またこれからリーダーシップを

 を磨いていきたいという人にとっても、大きな価値を生みえる1冊です。


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        【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~
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 ★「リーダーとして人を率いる立場にある人間には、自分のルーツ、そして
   自分の考え方のルーツがどこにあるかを理解することは欠かせない。」(p78)
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●実はこれまで30人の起業家にインタビューをさせて頂いた中で、彼らに共通する資質

 というのを3つほど発見することができました。まず1つが「人の話をよく聞く」、

 もう1つは「失敗を成功の母とする」、そして最後が「自分のルーツを知っている」。


●「人の話をよく聞く」というのはイコール、その人の学習意欲の高さを表しています。

 本当に成功している人に限って恐ろしく腰が低いもの。常に学び続けることの

 大切さを分かっているのでしょう。反対に自分を誇張しようとする人については、

 その実、成果が伴っていないことが多い。だから常にアピールをしなくちゃいけない。


●ちなみに僕は、人間というのは自分のことしか話さなくなった瞬間に成長が止まる

 ものと思っています。よく講演会を始めたり、自伝を出版した瞬間に失速する

 社長というのがいますが、これなどがまさにその典型といえるかもしれません。


●2つ目の「失敗を成功の母とする」はもともと発明の世界の言葉ですが、

 これはビジネスの世界でも同じでしょう。「なぜ成功したのかって、

 そりゃ成功するまで続けたからさ」…【諦めない限り失敗はない】という

 確固たる信念が、彼らの中には共通して感じられます。


●そして最後の「自分のルーツを知っている」。哲学者のキルケゴール曰く「人間は

 過去を振り返ることによってしか自分の人生を理解することはできない」。彼らの

 信念がぶれることなく、事業や社員を導く推進力となっているのには、自分自身の

 「ルーツ=源泉」を把握しているからに他なりません。




□■エッセンス■□

・「リーダーとして人を率いる立場にある人間には、自分のルーツ、そして
  自分の考え方のルーツがどこにあるかを理解することは欠かせない。」(p78)

▼あなたが今の仕事をしている「ルーツ=源泉」はどこにありますか?


□■今日の紹介書籍■□

『ハーバードからの贈り物』 デイジー・ウェイドマン

『ハーバードからの贈り物』

オススメ度★★★★★満点!!

→・リーダーシップを磨きたい方
  ・仕事で落ち込んだり悩んだりしている方
  ・大学生、大学院生、フリーター





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最終更新日  2005年01月15日 20時06分43秒
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