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★「人間というのは、人と同じことをしても、ちゃんと個性が出るんです。」(p55) ★「人に教えるということは、同じ人に、同じことを 400回いえるかどうかにかかっている」(p101) ★「得意なことばかり聞くのではなく、いつも怒られていたことを聞いてあげると、 その人間の良さを見出すことができる。」(p105) ★「人間関係をよくしたいと思うならば、相手を変えるより、 自分が変わる以外に術がありません。」(p132) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『ツイてる!』 斎藤一人 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●「日本一の大金持ち」として知られる著者の斎藤一人さん。「スリムドカン」等の ユニークな商品で知られる「銀座まるかん」の創設者としても有名です。 「ここ読め本本」でも『斎藤一人の世の中はこう変わる!』や『斎藤一人の人生が 全部うまくいく話』といった本をこれまでにも紹介してきました。 ●とその過程で、僕もいつの間にか斎藤一人さんのファンになっていたよう(笑) この本がどうやら一人さん自身の書く最後の著作になるようで…少し寂しいですね。 毎度の事ながらその優しい語り口調と、素直で真っ直ぐなものの見方・捉え方は、 この日常社会で何かと窮屈な思考に陥りがちな僕らを、優しく癒してくれます。 ●「日本一のお金持ちというくらいだろうから相当苦労しているのだろう」などと 思いきや、本人は「苦労は買ってでもしろなんて嘘だ」といいます。成功者は 自分が得意な事をして成功したのだから、苦労などしていないのだとか…こんな 発言からも、一人さんがどれだけ「自然体」で人生に臨んでいるかが覗えますね。 ●他にも「笑いこそ人間が万物の霊長たる由縁だ」、「完璧を求める必要はない」 「結婚は人間関係の修行だ」などなど、人生に対して「積極」的な気持ちに なれるメッセージで溢れています。日本一の「商人道」ならぬ「笑人道」を 歩みたい、そんな全ての人にお薦めできる1冊です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「人に教えるということは、同じ人に、同じことを 400回いえるかどうかにかかっている」(p101) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●起業家として、ビジネスの世界で成功を収めている人にその要因を聞くと、 いつも決まって1つの答えが返ってきます。それは「成功するまでやったから」。 同じように、斎藤一人さんは「人が人を教える」際にも大事なことはただ1つ 「できるようになるまで(400回でも)教える」ことだといいます。 ●家庭教師のバイトや、部下や後輩を持った経験のある人は分かるかもしれませんが、 僕自身も人が物事を教わって習得する際に必要なのは、その人自身のやる気や資質 の問題よりも、教える側の覚悟や根気の方が大きいのではないかと考えています。 ●そもそも「やる気があるからできる」ということと、「できるからやる気がある」 ことの間には明確な境界線がありません。学校の勉強だってよく考えてみれば、 「好きだったからできた」のか「できたから好きだったのか」なんて曖昧でしょう。 ●ここで始めから資質がある人や、やる気のある人は「できる→やる気がでる→できる」 の好サイクルに乗って、上達していくことができます。しかし普通の部下や生徒を 指導する際には、皆が皆この「資質」や「やる気」を持ち合わせているわけではない。 つまりこの「できる→やる気がでる→できる」の上達サイクルに持ち込むまでが 大変なのです。 ●だからこそ一人さんの言うように「できるまで教え」、この「上達サイクル」に 放り込むことが大切なのでしょう。「深い井戸ほど出る水はキレイ」という言葉を 胸に、指導者としては「水が出るまで井戸を掘る」心構えを大切にしたいものです。 □■エッセンス■□ ・「人に教えるということは、同じ人に、同じことを 400回いえるかどうかにかかっている」(p101) ▼あなたは人に教える際に「できるまで教える」覚悟で臨んでいますか? □■今日の紹介書籍■□ 『ツイてる!』 斎藤一人 オススメ度★★★★★満点! →・商人、笑人を目指す方 ・究極のプラス思考を学びたい方 ・ツイてる!人生を歩みたい全ての人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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