2016年3月11日の日記
3.115年前に起こった東日本大震災。あの日、父はまだ生きていて産後休の妹と、その1歳間近の娘と3人でこたつに入ったまま、あの映像をみていたらしい。同時刻。私は球場で翌日のオープン戦や、シーズンで使う素材を仕込んでいた。他のスタッフの大変なことになったという声で顔を上げると部屋で唯一の地上波が映るモニターに地震と津波の映像。大変なことになった。最初の感想。これはもしかしたら明日は試合どころじゃないなと、思っていたら。明日どころか、シーズンは長く始まらないまま復興も未だ完全には終わらないまま忘れないこと。大変なことになったという気持ちと何かできることはないのかと思った気持ち。できることから。迷惑にならない方法で。