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毎日の生活で感じたこと

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2023.06.13
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カテゴリ:旅行
​​​​​南九州市知覧町郡にある、『ホタル館富屋食堂​​​
​​​年中無休で、開館は10時~17時。
入館料は大人500円、小中学生300円。​​​

​富屋食堂を完全復元​したものだそうです。​


​​入口脇に置かれた​招き猫​も、時代を感じます。​​

​特攻隊員たちのために使用された​手動ミシン​など、​
当時の生活を想像させるものも展示されていました。
​展示されている衣類の​保存状態がとてもよく​、​
​特攻隊員たちへの愛情​をそこからも感じました。​
​特攻隊員たちの​直筆の遺書や日記​なども展示されていて、​
​より​特攻隊員たちの心情を感じる​ことができました。​
​​​​​​​​​​​​​在日朝鮮人で、特攻隊員となった方の写真なども展示。
それを眺めていると、伝わってくるものがありました
「この方は、​​嫌々特攻隊員なったのではない​​
 ​日本大好き​​で、日本を守るために特攻隊員になった。
 ​今の平和な私たちの価値観​で、
 ​​当時の人々の気持ちを決めつけてはいけない​​…」
写真であっても、そのまなざしでわかります。​
それを感じ取れずに、​間違った解釈​をしてる方が
​多いのがとても残念​だと思いました。
​​
鳥濱トメさんが、​隊員たちのお世話だけでなく​、​​​​​​​​​​​​

​​​家族との間で​​隊員が亡くなった後も​​
​尽力を尽くしていた​ことがわかり、​​​

​トメさんの懐の深さ​を強く感じました。​

​​各国の遺骨収集記録が掲載された本が、
置いてありました。​​

​「岸田首相は​ロシア大使を日本から追い出し​、​
​ ロシアから​日本は敵国認定​されてしまった…​
​ ということは、
 ​​​​ロシアには遺骨収集行けなくなった​​​のでは?」​

そう思い、ロシアに行った時の記録を読んでみました。
​すると、とても​意外なこと​が書かれていました…​

​​「ロシアは卑怯で残忍な国」​​
​​​​​​保守言論人の多くが、訴えます。
戦後ロシア日本やったこと持ち出して。​​​​​​

​​​遺骨収取に行った人たちも​
少なからずそのような​気持ちを抱いていた​ようです。​​

​ところが協力してくれたロシア人やロシア兵たちは、​
​みな一様に​すごく親切​に対応してくれたそうです。​
​​そして​参加した遺族たちはみな​
ロシア人と​互いに笑顔で​接していたそうです。​​

​​​そこには憎しみなどなく
平和な時間が流れていたのです。​​​


​しかし今、​それができない​状態なってしまった…​
​​それが本当に残念と思いました。​​
​​​真の​国際交流​』が実現していたというのに…​​​

鳥濱トメさんのことを記した本を、買いました。
著者は、​トメさんのお孫さん​です。

​​トメさんが戦後
進駐軍の若い兵士さんからも​慕われていた​ことや、​​

​戦災孤児を引き取り​、家族として過ごしたこと、​
​​​石原慎太郎​さんが運輸大臣だった頃の、
​トメさんとの出会い​も書かれています。
​​​​「この本を読むことで、元々​日本人が持っている​
 今や​失われそうになっている​
 ​日本人らしさとは何か​がわかるのでは?」​​​​

​​​​この本を見て、直感的に感じました。​

とにかく「言動」でなく​「行動」から学ぶ。​
それが今、人々に​求められてること​だと思います。
​冨屋食堂​」で、とてもいい本に出会えました。​​​​





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最終更新日  2023.06.13 19:41:24


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