カテゴリ:政治
「原口一博チャンネル」
『第23回 日本の未来を創る勉強会 「消費税の本質を知る 講師安藤裕先生』 前衆院議員・税理士の安藤裕先生が語る消費税の話。 とても分かりやすいお話でした。 私たちは消費税に対して、 間違った認識を持ってることもわかりました。 今日から少しずつ、私なりの解説も入れて紹介します。 多くの国民が消費税に抱いてる幻想 ・適正な経費・原価+適正な利潤=適正な売価 ・適正な売価+消費税=適正な販売価格 もしこの通りの現実なら、日本国内に、 ・赤字企業は存在しない。 ・低賃金労働者は存在しない。 ・値引きで苦しむ中小企業は存在しない。 しかし現実には、日本国内には、 ・赤字企業も、低賃金労働者も、 値引きで苦しむ中小企業も存在する。 つまり消費税は、 理想社会でしか成立しないファンタジー。 この話を聞いて、私なりに考えてみました。 資本主義社会では、当然価格競争があります。 その競争に勝つために、少しでも販売価格を安くします。 そこでコスト削減のため、低賃金労働にしたり、 納入業者の納入価格を低くしたりします。 理想社会でしか成立しない消費税を、 資本主義社会に持ち込むこと自体が、 間違ってるのでは? そもそも政府には、 お金で苦しんでいる人たちはいません。 そのような人たちにとっての当たり前と、 安い給与でやりくりして生活してる人達の当たり前は、 大きな差があります。 つまり庶民の生活を知らない、 お金持ちが自分たちの基準で導入したのが消費税… 私には、そんなふうに感じました。 国税庁のHPには、消費税について記載があります。 「商品・製品の販売やサービスの提供などの 取引に対して、広く公平に課税される税で…」 「広く公平に課税」…本当にそうでしょうか? たしかに数字だけ見たら、「公平に10%」 しかし所得によって、消費税10%支払った後、 手元に残るお金が違います。 年収1千万の場合、10%は100万円→900万円残。 年収300万の場合、10%は30万→270万残。 低賃金の人に、負担が大きい税金なのです。 「公平」どころか「不公平」です。 しかも食料品にも、消費税がかけられてます。 食べなければ生きていけないので、 消費税を払い続けなければならない… 弱い人を苦しめる「悪税」です。 みんな同じ給料で、同生活レベルの社会。 そんな理想社会でしか、成立しないのです。 まずこのことに、気が付きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.26 15:35:10
[政治] カテゴリの最新記事
|
|