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2024.01.28
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カテゴリ:政治
​原口一博チャンネル​
​第23回日本の未来を創る勉強会​
​ 「消費税の本質を知る」講師安藤裕先生』の続き。​

新潮社「フィーサイト」の2024年1月11日の記事に、​
​​財務省OBの小黒一正氏が執筆された記事がある。​
​​「第2法人税」の性質を持つ消費税​​
​​​そこに書かれている説明は、正しい​​。​

法人税と消費税は、課税ベースが若干異なるだけで、

​本質的には似た課税方法​。​
・法人税の課税ベース 売上-(原材料費+人件費)
・消費税の課税ベース 売上-原材料費
これに各々の税率をかけて、税額を算出するという考え方。

​​​​大蔵省(現財務省)では、​消費税導入時から​
​消費税を「第2法人税」​と呼んでいました。​​

​​法人税も消費税も、
事業者が税務当局に納付する仕組み
であるという点で、​類似性があります​
​​
​​
​安藤氏
「財務省も、この説明をするべきです」​​
​​​

​では「法人税」と「消費税」の違いを見ていきましょう。​
​​​「​法人税​」​​​
​・​​利益に対してのみ課税​​​されます。​
​​・​​利益がゼロ・赤字​​なら、​法人税​ゼロ​​です。​​

​「消費税」​​
​​​​・利益インボイスにない経費が課税対象と、​​​​
​ ​課税対象が広い税金​​であることが消費税の本質。​
 そのため「第2法人税」と呼ばれていたのです。
​​ ※​​インボイスにない経費​​とは、
  ​主に人件費や免税事業者への支出​​​。​
​​
​​​​​​「法人税」​​との大きな違い​​は、
​​利益ゼロ・赤字であっても​​
消費税は​必ず払わなければいけない​​​​​​​

​​・​​利益がゼロ​​であっても、
 ​​​​インボイスのない経費に、消費税課税​​​​される。​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・​​​赤字の場合も​​​
 インボイスのない経費から赤字を差し引いた金額が、
 消費税の課税対象となる​。​
​​
​赤字で、消費税が払えるわけがない​
​消費税の滞納が多いのは、当たり前​です。
​払ったら、生活できません​
ところがこれに対して​​国民の間からは​​
​「​​こんな税金払えるわけない​​​」​
​​​との声が上がってこない​​​。​
​​
​​それはみんなが​ファンタジーの世界​​​で、
(赤字業者はいない、みんなが幸せな世界~)
​消費税を取られていて、​​
「私たちから​預かってる消費税​
 払えないなんておかしい!
そう言って、事業者を責めているの​です
​​
しかしこれは違います。
​​赤字の所に消費税を支払えな​んて、​
 ​無理に決まってる​
本来ならそうなるべき議論がそうならず、
​国民が滞納業者を責めている​
(責めるべきはこんな仕組みを作った​財務省​
​​
この​消費税の誤解を解かないと​
日本で​​まともな中小業者できない​​し、
​​​経済まともすることはできない​​​…​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2024.01.28 18:00:35


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