カテゴリ:おすすめの本
先日偶然、本屋さんで出会った本。
分かりやすく読みやすい本ですが、 たくさんのエッセンスが濃縮された内容です。 特に私がとても興味深く感じたのは、 「木々が土の中の菌のネットワークを張り巡らし、 その菌を光ファイバーのように利用して 情報を交換し合い、助け合っています。 …(中略)このネットワークを介して、 昆虫の襲来や干ばつなどの危険を仲間に知らせてる。 またある苗木が炭素不足の時、その情報を発信すると、 別の木が自分の炭素を送って補ってあげたりもします。」 これは、本来の日本人の生き方そのものでは? つまり日本人は豊かな自然環境で生きていく中で、 感性を磨き、その磨いた感性で、 自然からいろんなことを感じ取って学び 習得して生きてきたのではないでしょうか? 自然を破壊して人工物をつくる時代から、 自然と共存して生活する感性を磨く時代に… 今の日本人に必要なのは、 そんな生き方ではないでしょうか? 「日本人の感性」を取り戻すために、 ぜひ読んでもらいたい本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.01 16:00:29
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