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越境3.0
『アイスランド 世界最大の地熱発電所 ヘットリスヘイディ・パワープラント』 晴男のカズさん、アイスランドも「晴天」でした! ここの地熱は100%再生可能。 東芝と三菱重工のタービンが、ここを支えてる。 日本の温泉協会の地熱反対の人で、 「地熱発電で掘ったら、温泉が枯渇する」 そう主張する人がいるが、 レイクキャビエナジー社の教えでは、 「地熱は絶対枯渇しないし、 温泉は絶対枯渇しない。 枯渇しないやり方がある。」と断言。 ここ地熱を掘って、 マグマから噴き出てくる水蒸気で タービンを回して電気を起こし、 電気供給と同時に、温泉のお湯を パイプで人の住んでる市内へ熱水供給してる。 ここには世界中から、視察旅行にやってくる。 政治家が視察に来る「最先端の地熱プラント」 日本はアメリカ、インドネシアに次いで、 世界第三位の地熱エネルギー量と言われてる。 この発電所と同じものが、20~30作れると思う。 地熱のメリットは、天候に左右されないこと。 「国立公園の景観を損ねる」と言われるが、 景観に溶け込む発電所を作ればいいのでは? この地熱発電所は美術館のような建物で、 タービンなどは外から見えない構造で、 スチームの煙だけが見える。 ここはガラス張りの三角屋根になってる。 1階エントランスには、 お土産物屋さんやカウンターバーがある。 子どもたちが地熱について学べる 「キッズスペース」もある。 つまりここは「観光地」としても成り立ってる。 入場料は約2千円で、 多いときは1日4千~5千人がやってくる。 地熱発電だけだと、なかなか採算が取れないが、 ここは収入が多様化されていて、 ①電力供給 ②熱水供給 ③入場料 ④お土産 ⑤カウンターバー これはその辺にある溶岩の石ころを、 箱に詰めてお土産にしたもので、 1個約3千円ですが、溶岩マニアが3~4個買っていく。 アイスランドは100%再生エネルギーで、 ・30%が地熱発電 ・70%が雪解け水を利用した水力発電 アイスランドの人口は約37万人しかいないので、 電力が余っていて、電気代も安い。 家庭電気代は、ヨーロッパ平均の四分の一。 そのため、電力多消費産業が進出してきてる。 その企業は年間契約で巨額の電気代を支払うので、 さらに電気代は安くなり、二十分の一とかになる。 高速で動くPC冷却にも大量電気が必要なので、 アイスランドはもともと涼しく、電気代も安いので、 最近ではデータセンターも進出してる。 日本だと北海道や東北も涼しいので、 そこに地熱発電所を作るといいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.24 16:29:12
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