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2024.10.12
カテゴリ：政治
昨日の及川幸久「THE CORE」
『トランプ政府系ファンド創設』の続き。 私は政府系ファンドを最初に言い始めたのは、 日本の松下幸之助さんだと思ってます。  「企業は赤字で倒産しないよう、余剰金というダムを作っておく。 それを企業だけでなく、国家もやる。 毎年の国家予算を使い切るのでなく、 残してそれを積み立て運用する。」 まさに政府系ファンド…これを1978年に言ってる。 「これをやれば、無税国家になる。 その収益を国民に配当する『配当国家』になる」と。 これを今やってるのは中東で、有名なのは、  日本の公的年金は約190兆円ですが、 それは我々が毎月支払ってるお金。 しかしこれはサウジアラビア政府が 自分で運用して作った利益。 成長産業に投資して利益を得てる。 たとえば成長産業のゴルフ産業、ゴルフトーナメント。 世界のゴルフトーナメントは、アメリカのPGAが独占的に運用。 ところがサウジの政府系ファンドは プロスポーツ投資を自ら行い、 プロのゴルフトーナメントを作ってしまった。 これにアメリカ選手がたくさん出場するようになり、 PGAは怒って「提訴する」と言ってる。  サウジの政府系ファンドは、日本のゲーム産業にも投資。  増資発言で、任天堂の株価は一気に上がり、 出資比率引き下げで、任天堂の株価は下がった。 要はサウジの政府系ファンドのお金の動きで、 日本市場が左右されるということ。 他の政府系ファンドも、日本のゲーム産業に投資。  大変な成長産業だからです。 ゲームだけではありません。  このように政府系ファンドが、日本に投資してる。 ということは「一体日本政府、何やってんの？」 日本政府こそ、トランプさんが言ったように、 政府が政府系ファンドを作り、 日本の成長産業に自ら投資して 利益を上げ、その分税金を安くする… それをトランプさんは、やろうとしてる。 日本政府こそ、 やろうと思えばできるんじゃないですか？ （なんと言っても、外貨準備高世界一ですからね～） …というのが今の話です。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2024.10.12 16:57:51
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