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「和の国チャンネル」
『田中英道が語る原爆開発の真実⑥ 日本海軍から米軍い情報筒抜け⁉ 未完成の長距離巨大爆撃機「富嶽」は、 B-29よりデカかった!』の続き。 長距離飛行を可能にするには、巨大な機体を必要とする。 未完成の「富嶽」は、B-29の約3倍あったという。 この実現のため陸海両軍が参加したが、 エンジン選定に手間取り、なかなか実現しなかった。 1944年サイパン陥落で、 日本軍が防衛の要を失い、計画は中止となった。 サイパンあたりから出発させれば、距離は短くなる。 そのことは、 アメリカ軍による初の日本本土空襲が行われた昭和17年、 中島飛行機創始者の中島知久平が閲覧した、 必勝防空計画にすでに書かれていた。 米本土空襲後、そのまま欧州まで飛行し、 ドイツまたはその占領地に着陸することが可能な、 大型長距離戦略爆撃機の情報があった。 同時期に、原爆を運ぶことになるB-29が、 アメリカではすでに開発されていた。 この巨大飛行機競争も並行して行われていたわけで、 結論的に言えば、海軍が興南の計画の責任を負っており、 海軍の原爆計画の指導者だった荒勝文策が、 その作業を指揮してきたということになるわけです。 荒勝は、朝鮮の重水があることを発見していた。 これは水力電気もそうですけど、そういう事の燃料ですね。 そういうものがすでに構想されていたということで、 荒勝がかなりこの飛行機の開発にも 尽力していたというのは分かるわけです。 このへんが全貌が分かってくれば、さらに 日本が具体的にアメリカまで攻撃するつもりであったか ということがわかるわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.15 15:31:08
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