漫画家の池沢さとし氏が1975年~1979年に週刊少年ジャンプに連載した漫画作品の
「サーキットの狼」に出てくるスーパーカーによるサーキットバトルっすねぇ。「サーキットの狼」はその昔、スーパーカーブームの火付け役になった漫画で、オイラも幼少の頃は毎週読んでましたよ。
どれも高価な上に希少な車ゆえ、プロドライバーが運転しているとは言え、見ている方もおっかなびっくりのハラハラ・ドキドキのレースだったんスけど、それゆえバラけてレースにならないかと思いきや、それなりに今でもちゃんとサーキットを走れるのは、長い年月を経てもこれらのスーパーカーの持つ潜在性能の高さなのではないでしょうかねぇ。カウンタックなんかは最高速320km/hっすから、この速度に耐えられる制動力やらコーナリング性能やらもちゃんと設計に入っていたんでしょうねぇ。
ちなみに主人公の風吹裕矢のモデルは、プロドライバーの故
風戸裕氏なんだが、この風戸裕氏が亡くなったのは、1974年の富士GCでの事故死。場所は富士スピーウェイの30度バンク。事故の原因をつくったと糾弾されたのは、ここでフェラーリ308を駆る黒沢元治氏でした。多分ガンさん(黒沢元治氏)は、風吹裕矢のモデルが風戸裕氏だとは知らなかったでしょうねぇ。オイラはこの富士GCをリアルタイムでテレビで見てたんスよ。未だに思い出すくらいなので印象深かったんスねぇ。コレ以降富士スピーウェイの30度バンクは使われなくなったんスよ。シェブロンB26・BMWのマシンを駆る風戸裕氏はオイラのお気に入りだったんスよねぇ。