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カテゴリ:音楽
「燃える秋」は1979年に公開された五木寛之原作、小林正樹監督の映画で音楽を担当していたのは武満徹氏。上の動画に写っている女性は主人公の桐生亜希役の真野響子さん。 Wikipediaによると、この映画は「三越社長の岡田茂の企画で制作された。三越の資金10億円を製作費に使ったとされる。この破格の予算に物を言わせて、小林正樹、稲垣俊、村木忍、武満徹といったスタッフを集結させた。当初、主演は三越のCMに出演していた栗原小巻で企画されていたが、スケジュールが合わず、五木寛之がTVCMで目にとめた真野響子が起用された。岡田は三越の専属配送業者である大和運輸(現ヤマトホールディングス)に映画前売券の購入を強要し、こうしたことから大和運輸は三越と絶縁した。このような岡田による会社の私物化が社内で問題視され、後に岡田は解任された(三越事件)。そのため、この映画も三越の恥として公開後はお蔵入りとなり、ソフト化はされていない。」とあり、どんな映画だったのかは、同名の五木寛之氏の原作を読んで想像するしかないッスねぇ。 上の動画の35分頃あたりからハイ・ファイ・セットの歌で主題歌が入っているんだが、石川セリはじめ、様々な歌手やジャズバンド等に取り上げられ、武満夫人によると生前の武満氏のレコードでもっとも印税収入が多かったらしいッスねぇ。Wikipediaによると、武満氏は「第2回日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞した。その授賞式でネガティブな思いの丈をぶちまけようとした際に、司会の宝田明に止められる、というハプニングがあった。」とあり、一体武満氏が何をぶちまけたかったのか、ちょっと知りたい衝動に駆られましたわぁ。 作曲:武満徹 指揮:林光 演奏:東京コンサーツ T.Takemitsu GLOWING AUTUMN (1979)
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最終更新日
2016年09月26日 21時26分51秒
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