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カテゴリ:音楽
日本のジャズトランぺッターの中でもエレクトリック・トランペットを吹く異色の存在、近藤等則っす。彼が「山頭火を吹く」と題してあるので、どんな音楽を聴かしてくれるのかと思ったら、なかなかどうして面白いんだわぁ。山頭火とは言わずもがな大正から昭和初期にかけて、漂泊と放浪に生きた自由律俳句の巨人、種田山頭火のこと。 このパフォーマンスは愛媛県松山市にある一草庵(山頭火の終の住処)で山頭火を記念した行事の一つとしてやられたみたいッスねぇ。多分ジャズのことなんか分からないようなおじちゃん、おばちゃんのみならず、年端もいかない小さな子供でさえ神妙に聴いてたのが印象的っしたよ。それだけ黙らせるに足る魅力があったってぇことなんでしょうねぇ。 ときに近藤等則氏を知らない方でも、村上弘明主演のNHKの時代劇「腕におぼえあり」のオープニングとか、 1988年頃のJCBカードのCMとか、 アサヒスーパードライのCMとか、けっこう若い頃はTVに露出はあったんスよねぇ。オイラ的には、昔は「マイルス・デイヴィスのコピーじゃね?」と思ったこともあったんスけど、ちゃんとオリジナリティはありましたねぇ。近年もライブとか色々活動してるみたいっすけど、直近では1月9日に成城学園前カフェブールマンでライブをやるみたいッスよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月06日 21時12分01秒
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