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カテゴリ:健康・ダイエット・美容
いつまでも凹んでばかりも居られない。何もしなけりゃ、何も進展しない。いつまでも病床に臥せってるわけにゃいかないんだとばかりに、ベッドに縛り付けられた範囲内で動きの鈍い左足を持ち挙げたり膝を立てたり、左手を右手で曲げたり伸ばしたりと、自主トレをはじめた。 しかしリハビリの先生からは自分の体を一通りチェックした後、厳しいご託宣が。 「先ずは車椅子に安全に乗り移れるようにすることが目標ですね。」 普通に歩けるようになるのが目標だと思っていたオイラには肘鉄を食わされたような言葉だった。 確かに頚椎を手術した患者の宿命で、立つと膝がガクッといきなり力が抜けて危ないこと極まりない状態だったし、術後ずっとベッドに縛り付けられたせいで全体的に筋力が低下していたことは否めない。「だけどオイラの復帰はもっと時間が掛かるんかい?」自問自答して唇を噛んだ。 更にオイラはベッドに縛り付けられた生活がもたらす弊害を、この後散々味あわされることになるのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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