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カテゴリ:健康・ダイエット・美容
昨年から今年の3月末までそれぞれの実家で療養していた我ら夫婦なんだが、4月から夫婦として共同生活を再開し、今に至ってようやくオイラの症状について、やっとヨメに理解されたのかヨメに「やって欲しい事をちゃんと私に頼め!危なっかしいから自分でやろうとするな!」と云われ、そう言えばオイラの病気と云うか症状について、ヨメも胃ガンで大変だった訳で、ちゃんと話してないかなと思い、彼女もオイラのブログの読者でもあるので書いてみようと思った。
そう云えばオイラが左足を引きずるようになったのは10年ぐらい前。2011年3月10日の東日本大震災の前日には出張で電車を使って東京まで行ったんだが、歩き辛いとは云え歩けたんだからまだ良かった。何故左足が云うことを聞かなくなった分からんかった。 そのうちだんだん歩くのが辛くなって杖を使うようになり、昨年の5月25日頃、室内で倒れた拍子に後頭部を打って、近所の整形外科にかかったら「貴方の歩き方は尋常でない。頸椎に何らかの異常があると思う。済生会宇都宮病院への紹介状を書くので一日でも早くいった方が良い」と云われたのが5月29日。 5月31日に済生会宇都宮病院の外来の診察を受けたらレントゲン検査の結果を見るなり医者が「即入院になります。このまま帰したら呼吸が止まったり命の危険があります」と云われた。症名は「頭蓋底陥入症」。要するに頭蓋骨の底部の穴に頸椎が入り込んできて、神経管圧迫する病気と云うか症状。「呼吸に関係する神経を傷つけたら呼吸が止まって死にますよ」と云われた。下のMRI画像は筑波大学附属病院で撮影したものなんだが、確かに頭蓋骨底部の穴に頸椎が入り込んでるのが分かるかと。 それから2週間ほど済生会宇都宮病院で頸椎部の炎症が引くのを待って6月13日に下のCT画像のようなプレートを後頭部に埋め込んで頭蓋骨と頸椎を固定して、それ以上頸椎が入り込まないようにする手術をするわけだったんだが、頸椎に奇形があって神経と血管の密集する頸椎にピンをねじ込んで固定する手術が難しかったんで、6月16日に筑波大学附属病院に転院した訳っすよ。 その後、ハローリングを付けて一週間ほど牽引し、ハローベストを付けて一週間ほど病院の個室で過ごした後、6月30日に手術をして、下のようなプレートを埋め込まれた訳っすね。 手術前の写真と比べるとそれほど頭蓋底と頸椎の間隔が広がったわけじゃないんスよね。言うなればこれ以上頸椎の陥入が進行しないための手術と云う感じなんでしょうか。 逆に首裏に金属プレートを埋め込まれたために、首は余り動かないし、そのために左肩の凝りは半端なかったッスよ。今まで頭の位置でバランスを取っていたのが出来なくなって体幹もかなり不安定になっちゃったんスよね。 もちろん手術直後は、左手も左足はおろか右足だって満足に上がらないし、痺れと痛みは半端ないし、ほとんど芋虫状態だったんすよ。まるで運動神経のメモリーがリセットされて「どうやって足を動かすんだっけ?」って感じ。 オイラにとっては手術後2~3週間までが、いろんな意味でどん底だったッスね。正直手術したことを後悔もしたし死んじまいたいと思うくらい精神的に追い詰められてました。そこいら辺の話は後日に譲りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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