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カテゴリ:健康・ダイエット・美容
頭蓋底陥入症の進行を防ぐ手術は去年の6月30日だったから、ちょうど一年前なんスね。手術の前日に病院内の理髪店の店員さんが来て、手術野を広げるため、後頭部から首の毛を全部剃髪されちゃったんスよね。これで三千円也。首筋だけじゃなくボサボサ頭を全体的にやって欲しかったんスけど、ハローリングを付けたままだったんで、ちと無理でしたね。
上の写真にある通り、手術は赤線に沿って僧帽筋を真っ二つにぶった切ってプレートを埋め込む手術な訳なんスけど、この僧帽筋を切るのが術後、思いがけなくダメージがあって、痛くて辛かったっすね。左手は首筋から肩、手先まで痛いし痺れてるし、左手はグーパー出来ませんでした。そんな調子だから去年の手術以後の7月のブログ記事は以下の4本だけ。それも中旬以降に振り返って書いた記事っすよ。 ・手術の日 ・重症病棟(HCU)にて その1 ・重症病棟(HCU)にて その2 ・一般病棟の個室にて この4本しかないんですよ。だって7月の第一週目は、スマホ弄るどころか右手でスプーンも持てない状況で看護助士さんに食事を口まで運んでもらって食べてたくらいっすから。自分で起き上がることも無理。自動ベッドの上体を起こすスイッチを入れて起き上がってました。27日の記事を見ると天井の写真が写ってるんだが、本当に寝てる以外に身の処しようがないんですわ。バルーンを付けてたんで、尿意を催しても勝手にバルーンに尿が集められるのでいいんスけどね。でもこのバルーンを長い間付けてたせいで、後々自律的にオシッコを排泄出来なくなって、尿道にカテーテルを突っ込まれて痛かったり、膀胱炎になってあわや高熱出したんで腎盂腎炎になるところでした。 下の話はそれだけじゃないんスよね。恥を忍んで打ち明けると長くベッドに寝てると食べたものが大腸の方に降りてこなくて便秘になるんスよ。オイラは最長10日間出なかったんスよ。若い看護師さんに恥ずかしながら浣腸してもらっても出ない。それで下剤とか飲むでしょ。今度は下痢に苛まれ、自律神経が失調してたからかも知れないんスけど、この歳でオムツの生活ッスよ。もう情けない。粗相をして看護師さん或いは看護助士さんに何度お世話になったことか。オイラの尊厳はズタズタっすよ。 そして長くベッドで寝ていて、起き上がると今度は起立性低血圧に。7月の第二週目からリハビリが始まったんスけど、リハビリで理学療法士さんに起こしてもらうとクラクラって目が回るんスよ。「なるべく普段ベッドでも上体を起こして生活して下さい」と理学療法士さんに言われて、その通りにしたら段々改善しましたけどね。 それから左手の痺れに効くと言われて出された薬で体に湿疹が出来ちゃって散々痒い目にも合うしね。もう入院に絡むいろんなことを経験しましたよ。 体は云うこと利かないし、そんなんだからフラストレーションが溜まるので、何か用事があって呼んだ看護師さんがいつまで経っても来ないと不機嫌になって看護師さんに当たるんスよね。そういう自分が本当に嫌だなぁと。 手術前は手術をすれば良くなると言われたはずが、「こんな体になるなんて」って情けなくてベッドで人知れず泣いてたんスよ。この時は本当に精神的に追い詰められてたんスよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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