昨日は筑波大学病院での診察で、せっかちな兄貴夫婦に引率されて行ってきたんスよ。それゆえ予約時間よりかなり早めに着いてしまったんだが、MRIの検査があるんで午前中に前倒しで検査をやってもらえるかもと思って、診察券を自動診察受付機に入れると「予約時間の2時間以前は受け付けられません」と表示されて、結局45分ぐらい受付機前で待機させられちゃいました。
待機している間、暇なのでトイレに行ったついでにけやき棟エレベータ前にあるサイバーダイン社のパワードスーツのHALを撮影したんスよ。入院中は車椅子での移動中に何度も見てたんスけど、一枚も写真撮ってなかったんスよね。
11時半に受付して、MRIのある放射線部の受付に行ったら、一旦は午前中に検査受けられるのかなと検査室の前に通されたんだが、やっぱり予約時間的に午後だったので、受付事務の女性に「やっぱり午後12時15分~30分頃来てください。」と云われたので、「じゃあ先に昼飯にしよう」と云うことになり、旧棟3階の食堂へ。
兄貴夫婦は日替わり定食(エビフライ2尾付きカレーライスセット)にしたんだが、オイラはこのところの暑さでちょいとキツかったんで冷やし中華にしました。麺が若干固めでした。冷水で麺をしめることを考えて普通は柔らかめに茹でるんスけど、普通に茹でたんスね。
で、午後、診察で早速MRI検査の結果が送られてきていて、前回のMRI検査の時と比べて特に異常なしとのご託宣。まあそれにしても改めてこのMRIの断面図を見ると、脳幹の通るところが狭くなってて、これでよく生きてるなぁって感じですね。
横に切った断面図でも健常者なら脳幹が丸く見えるはずなんだが、オイラの場合は頚椎に圧迫されて半月状態。しかも圧迫されて白く見えてる訳っすよ。左手とかに麻痺が残るの当然だわ。これで首と頭蓋骨を固定しなかったら、ちょっとした転倒とかで簡単にあの世へ行くところだった。そのせいで体幹不安定になったんスけどね。オイラの受けた手術って結局、これ以上の進行を物理的に止めるための手術だったんスよ。
主治医に「この出っ張ってる頚椎を削ることは出来なかったんスか?」って以前にも同じ質問したんだけど、また訊いてしまった。すると「そうするには、脳外科医がやるみたいに口から切開して削るしかないねぇ」だってさぁ。絶対受けたくない手術だったわ。
オイラの知り合いに生まれつき下肢が不自由な身障者が居るんだが、その人と比べると今までとりあえず登山もやったし、サイクリングもやったし、自分の足で行きたいとこ行けたので、とりあえずは幸せだったかなと思うわ。願わくば元通りの体になりたいとは思うけど、これも運命と思って甘んじて享受してこれからを生きるしかないわなぁ。