馬頭広重美術館
今日は栃木県の那珂川町にある「馬頭広重美術館」へ行って来た。企画展「青木コレクション名品展」が、本日最終日だったのだ。この展覧会は、浮世絵師歌川広重の肉筆画や版画といったおなじみの名品から、普段は展示しないような稀品まで、幅広いコレクションが見られる貴重な機会なのである。圧巻だったのは「富士十二景」。中でも「坤 相模大山来迎谷」は、荘厳な幽谷の遠景に浮かぶ富士の姿が印象的だった。 つい受付の横にあったステーショナリー・コーナーの「一筆箋」を2冊買ってしまった。もし欲しい方がいらっしゃいましたら1冊実費にてお分けいたします。メールにてご連絡下さい。 ところで、この美術館は、建築士隈研吾氏の設計による建物だ。ゆったりとして落ち着きのある空間に、広重の芸術を展示するに相応しい伝統的な雰囲気がまたいい。是非一度来館されることをお勧めします。隈研吾/マテリアル・ストラクチュアのディテール[3,400円]僕たちは何を設計するのか[2,400円]