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ないものねだり

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2010.01.20
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最近、よく耳にする言葉『品格』。 でも、品格って本質的には何を指し示しているのか理解している人は少ない。 つまり、何だかよく解らないまま、品格という言葉を使うと、あたかも文化人に見えるからって乱発乱用したり、評価好きなマスコミに使い回しにされたりしてるだけで、ただのトレンドに成り下がっている。


この事自体が、すでに日本人のレベル低下を露呈していると思うんだ。 中でもタチが悪いのは、権力や財力を握って高級ブランドを観につけていることが品格だと思い込んでる輩だ。 品格とは、『チカラ』でもなければ『金』でもない。


だから、権力や金を手にして、驕り高ぶっている連中の態度そのものが下品なんだよ。(聞いてっか民主党) だから、そんな奴は自分が下品だという自覚すらないから救いようがない。(笑)


品格とは、簡単にいえば人やその物から感じられる気高さや品位。 むつかしく言うと、儒教思想の『五行(ごこう)』によって自分の生き方を厳しく律することができる人。 


つまり、儒教で恒常不変の道とされる、『仁』『義』『礼』『智』『信』の五つの徳を常に意識して言動や行動ができる人。 前漢時代の中国で、董仲舒(とうちゅうじょ)が君子が身につけるべき"五常の道"として唱えてから儒教倫理説を代表する、いわば品格の根本原理だ。


儒教思想は中国から渡来し、日本の創成期に日本人に対する教育的役割を果たした。 そして武士道とともに日本で精神文化として磨かれ、"恥を知る日本の精神文化"の素地となった。


そして、徳を備え、人を慈しみ、分け隔てなく人に接して、礼節を尽くす人。 この価値観は日本の風土の中で不変の部分となったけど、それ以外、品格に一定のスタイルはない。 貴族の時代には貴族の、武士の時代には武士の、庶民には庶民としての品格というものがある。



砂天狗もしっかりと自分を律して生きていきたいもんだよ。 昨日に続いて小むづかしいコトを書いてるけど、執務室でお粥をすすりながら、人事の査定に苦心して普段の何倍もストレス感じてるってコトだけ、今夜は理解して欲しい。 あぁ~ケンタッキーが食いてぇ~(泣)






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Last updated  2010.01.21 00:51:28
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