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ないものねだり

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2010.07.06
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テーマ:ココロ(1186)

ブログも随分とサボったもんだ。(苦笑)


サボってた最大の理由は親父だ。 もう20年ほど前になるけど、親父はちょうど砂天狗の歳頃にクモ膜下出血を起こして、それ以来、体も思考も精神状態すらおかしくなってる。 


数年前は胃潰瘍、昨年は脊椎狭さく症で入退院と色んな手術を繰り返して、その度に親父の認知症は酷くなる一方だった。 一昨年からは、歩けない訳でもないのに一日の大半をぐうたらとベッドの上で寝て暮らし、目が覚めたらテレビは点けっ放し、ポカ~ンと口を開けて流れる番組を観ているだけのテレビの番人だ。


そんな親父の容態が悪くなったのが6月に入ってのこと。 一週間ほど検査入院して、色んな検査で心臓がかなりヤバいということが判ったんだ。


元々、主治医から指摘されてた大動脈弁と僧ぼう弁の欠損だけじゃなく、逆流が酷くなって心臓が肥大。それに心臓に酸素と栄養を送る動脈が詰まって心臓の一部が壊死しかけてて、ほかも2箇所ぐらい詰まりかけてた。 オマケに、右心室と左心室の隔壁に小さな穴、さらに心室細動が重なって問題を余計に複雑にしていたんだ。


こんなだから、脳に必要な酸素や栄養を送れるハズがない。 ボケるのも当たり前。(笑) 今さら言っても仕方がないけどね... かくして親父は、6月末に6ヶ所同時の手術を受けた。


親父は、勝手気ままにモノを投げたり、人様を怒鳴りつけたり、夜中に騒いだり、手術に漕ぎつけるまでの時間も大変だったけど、手術前日も当日も、色んな準備で大変だった。そして、そんな親父が自宅に戻ってから延々と続く介護を思うと、さらに大変だと思う。


腹立たしいのは、医師や看護師の忠告は無視。身内はゴミか虫けら扱い。『自分の身体ぐらい自分で管理できる! いつ死んだっていいんだ!』と豪語しつつ、少しでも体調が悪くなれば、『助けてくれ』の一点張りだ。


今まででもそうだったよ。 正しい事は全部自分がやった事で、都合が悪くなったり立場が苦しくなったりすると砂天狗や母のせいにする。 親父は、40才過ぎるまで定職に就かなかったり、オンナをつくったり、好き放題していて外面(そとづら)だけはイイ奴だ。 


文句や愚痴を言いながらでも、母は親父の世話をしようとするけど、母だって持病を抱えた後期高齢者だ。 車の免許もないし、老いて自転車にすら乗れない母一人だと実際は何もできない。


結局、振り回されるのは砂天狗なんだ。 貯金も底をついたし、厄介な仕事をいくつも抱えているだけに、肉体的にも精神的にもぼちぼち限界だ。


あぁ... 久し振りのブログ更新は愚痴のオンパレードになっちまった。(泣) 今の世の中、独り者の介護世代にとって、日本は本当に生き苦しいな。







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Last updated  2010.07.07 00:03:24
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