テーマ:"あすの日本を考える"(493)
カテゴリ:自分らしい暮らし
『世界不思議発見』という番組がスキでよく観る。観ると今まで訪ねた国々の思い出をなぞることができる。砂天狗がかつてシゴトで訪ねた国と地域は50ヵ国と30の地域。合わせれば80ぐらい。 和製英語を駆使したオシと、ナンパに使う中国語以外、とくに語学が堪能ってワケじゃないのでコミュニケーションはもっぱらボディランゲッジ。次に、習得したのは現地の食事を現地人の流儀で美味そうに食べるということ。 だけど基本、砂天狗にも好き嫌いはある。ぷよぷよドロドロした食感のものや、恐ろしく匂うハーブ類とかは苦手な食べ物。例をあげると日本食の納豆とか、生卵とか、すった山芋とか、オクラみたいなやつ。 世界となると色んな食文化がある。でも、気候風土や民族性によって差はあるけど、基本的に人が感覚として美味しいと感じる味や食感は、ある程度は世界共通のものだと思う。 中には、虫とか爬虫類とか、それ以外でも強烈な思い出はある。例えば、スウェーデンで出会ったシュールストレミングという缶詰は無理だった。あれは、食品というよりテロに使えそうな兵器級の臭さだ。(苦) 加えれば、フルーツだとドリアンもギブ。果物の王様と人はいうけど、明らかに匂いは暴君だ。(笑) 逆に見た目は悪いが、アボリジニが生食する蛾の幼虫は美味だった。よい子はマネしないように。 瑠璃子♪さんお奨めの、ヨーグルトもいつかは試してみたい。(笑) 幾つか、ノスタルジックな想い出の味がある。英領だった1980年代、香港で食べたラード飯が懐かしい。ラード飯は、お上品な五つ星ホテルでは出会えない味。当時、スラムだった九龍(カオルン)地区でも最下層の苦力(クーリー)の朝食だ。 冬のミラノで買った露天の焼き栗も忘れがたい。モルジブの茹でたてのエビも、イスタンブールの屋台のスパイシーなカバブ(肉串)ももう一度味わいたい。語ればキリがないけど食いしん坊万歳。(すでに番組が変わってる) さて、日付は変わってしまったけど、今夜観た『世界不思議発見』はベトナムの米料理だった。ベトナムも、改革解放政策以前から三度ほど行って、フォー(米麺)のあの優しい味の虜になった。また機会があれば出かけたい国の一つだ。 世界を巡って想う事。それは、日本人はもっと風土や文化に誇りを持ち、自国を愛して堂々と自慢すべきだということ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自分らしい暮らし] カテゴリの最新記事
|
|