テーマ:"あすの日本を考える"(493)
カテゴリ:カテゴリ未分類
時間経過とともに、地震の惨状が徐々に明らかになる。 またしても、多くの人が亡くなった。 朝方の報道で目にした、泣き叫ぶ少女の姿が胸を締めつけられた。 自分が経験した苦痛だ。 遠く離れた地で、多くの人々が失うということに直面している現実が切ない。 住み慣れた家から避難を余儀なくされ、各市町村の避難所に身を寄せている人が1万3,000人余りという。 命からがら津波から逃れ、未だに孤立している人々も多いはず。 救いたい命... そんな想いで救助救援に携わる多くの人たちの努力が報われ、実を結ぶことを祈りたい。 失うということの意味... 人の暮らしは、衣、食、住だけでは決して満たされるもんじゃない。 愛着のある住まい、大切にしてるモノ、隣人との絆、仕事、未来の希望... そんな、すべてを失う痛みと絶望は計り知れない。 想定外。 政府、政治家、専門家、有識者、確かに誰にとっても想定外。 だけど被災者にだって、人生に失うというシナリオはないんだ。 目の前で何もかもを失い、消えてゆくのを目のあたりにした人に、今はどんな言葉も慰めにはならない。 砂自身、衣食住が人並みになるのに震災から十年以上も必要だった。 それでも、元には戻らない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.13 02:11:52
コメント(0) | コメントを書く |
|