テーマ:開運神社巡り・・・(15)
カテゴリ:七福神あれこれ
小槌をフリフリして、満面の笑顔がチャームポイントの大黒様はインドの生まれ。 本名は、「マハー(大)・カーラ(黒)」。 だから大黒天って言うんだね。(笑) このマハー・カーラとは、実はインド神話に登場する「シバ神」の化身で、元々は破壊と再生を司る神様だと言うこと知ってた? 故郷のインドでは、大黒様は計り知れない神通力を持ち、財宝と不老長寿の薬を手にして、人間の生き血や生肉と引き替えにして妙薬を与えるそうで、天竺の死体捨て場の森に住んでて、夜になると空を飛び回る「死神の大王」だったそうだ。 滋賀県の金剛輪寺には「武装大黒天像」と言う、鎧を身につけて恐ろしい形相で敵を睨む日本最古の大黒様が安置されているらしい。 「仁王経」と言う経典には、大黒様は闘争心旺盛で絶対不敗の戦闘神として描かれていたりするんだ。 伝説によれば、義経が木曽義仲追討を。 鎌倉時代には、蒙古襲来の際に蒙古軍降伏の祈願をしたとか。 元死神でヤンチャだった大黒様は、その後日本では民衆にも広く愛され、時代を経て福々しい神様になって現在に至ってる。 歴史とか文化って、本当に奥深いもんだね。 今日の写真の花は金鶏菊(キンケイギク)。 金鶏菊は、北アメリカ原産の宿根草で花の咲く時期は6月~7月中頃。 ちょっとキバナコスモスにも似てるけどが、葉の形が違うし、色ももっと明るい黄色だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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