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ないものねだり

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2011.06.30
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カテゴリ:独りの時間




茗荷(みょうが)は、日本の原産の植物。 分類上だと、ショウガ属ミョウガ科となってるので生姜と茗荷は親戚だったんだね。 なのに、なんで「ガ」の部分の漢字が、「姜」「荷」に別れてんだろ? あれこれ考え出すと不眠症になりそうだ。(笑)


茗荷は、春になると発芽して冬には地上ぶは枯れて地下茎だけが越冬するんだ。


夏から秋にかけて花穂から薄い黄色の花を咲かせる。 この花の出ないうちの花穂をみょうがの子といい、収穫して食用にしてるんだ。 また、若い茎はみょうが竹と呼ばれて、おひたしとかにして食用にされる。


古来、茗荷を食べると物忘れをするといわれて、古典落語のネタにあったな。



上方落語「茗荷宿」

大津のとある宿場町のお話... 宿場外れに一軒の閑古鳥が鳴いている宿があった。 雨の降る中、珍しく客がやってきた。 客は長浜の縮緬(ちりめん)問屋の主人で、売り掛けの集金をしての帰りだった...


欲深い宿屋の夫婦は、二百両もの大金を持った泊り客に胴巻き財布を忘れさせようと、あれこれ考え、茗荷(みようが)の料理をどっさり食べさせた... すると、泊り客は胴巻きを忘れなかったんだけど、宿の宿銭の支払いを忘れて帰ったというオチ。(笑)



   


茗荷の爽やかな香りと苦みは、夏の暑い時期に欠かせない薬味として珍重される。 "物忘れ"をするといわれた茗荷だけど、AJピネンという精油成分が含まれてて、実際には大脳皮質を軽く刺激して、逆に頭をシャキっとさせる効果があるそうだ。


それに、熱を冷まして解毒を促進するので、夏バテには効果的。 夏風邪で、ノドか痛くて声が出にくいときなんかはもってこいの食材だね。



梅雨も明けてないし、7月にもなってないのにこの暑さ。 どうすれば? 何を食ったら?この暑さ忘れられるんだろう?(笑)













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Last updated  2011.06.30 12:13:37
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