テーマ:"あすの日本を考える"(493)
カテゴリ:独りの時間
なでしこといえば、やまとなでしこ。 大和撫子(やまとなでしこ)とは、古来から戦(いくさ)にでかけた男の留守を健気に守る、日本の性の清楚な美しさと逞しさを表す言葉。 この地では、浜撫子(はまなでしこ)の花が盛りを迎えた。 浜撫子の花言葉は【清楚】、【純愛】、【無邪気】、【大胆】だそうだ。 浜撫子は、海岸線や海の近くに生息する植物で、小さなピンク色の花が密生して咲く。 藤色の個体があることから、地域によっては別名で藤撫子(ふじなでしこ)とも呼ばれるようだ。 葉が多肉質で光沢があるのは、海岸性植物に見られる植物の特徴なんだよね。 ナデシコ科(Caryophyllaceae)ナデシコ属(Dianthus)の花は、北半球の温帯地域を中心に約300種類分布している。 このうち、絶滅危惧種の姫浜撫子(ひめはまなでしこ)と信濃撫子(しなのなでしこ) 、川原撫子(かわらなでしこ)なんかは日本固有種とされているんだ。 さてさて、春から夏を彩るなでしこの花。 その花の名を冠したなでしこJAPANが、強敵アメリカを下して世界の女王になったね。 敗北や滅亡のパターンというか、その要因として"座して死を待つ"という言葉があるけど、今回の勝利のキーワードはまさに「動」。 彼女たちは、後半戦序盤のピンチの中にあって、動くことに「生」を見出したんだ。 先制点を許してから諦めることなく、最後まで動きまくった末に勝利を引き寄せた。 18日、韓国の聯合ニュースは女子サッカーワールドカップ決勝で、日本がPK戦の末に強豪アメリカを下した試合結果をソウル発で速報し、女子サッカーアジア最強の日本がアジアで初の女子ワールドカップの頂上に上り詰めたと伝え、勝利を称賛したそうだ。 日本の"肉食系女子"の真価を、世界に印象づけたんじゃないかな。 一方、男はプライドが先行して「潔さ」を重視する分、「貪欲」さと「粘り」が足りない。 これは、草食系とわれ続けて久しい男の反省点だよね。 男も肉食系女子を見習って、もっと貪欲にならないとな~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.18 17:24:14
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