ないものねだり

（小品盆栽　砂天狗撮影）
写真は、砂が可愛がってる睡蓮木(すいれんぼく)の小品盆栽だ。
睡蓮木って漢字で書いてて、しかも盆栽に仕立てられてたりすると、
何となく日本の植物だと思ってしまうだろうけど...


実のところ、睡蓮木は南アフリカ原産のシナノキ科の植物なんだ。
しかも、非耐寒性常緑樹だから、真冬は気をつけないと越冬できない。


無論、上手く育てられればだけど...　花は春(５月頃)から９月頃にかけて、
新芽の先に咲かせたり休んだりを繰り返す...らしい。（笑）
薄い紫色の花が、睡蓮に似ていることが睡蓮木の名前の由来だそうだ。
花の直径は、僅か３～４ｃｍで、花弁が５枚、ガク片が５枚でとても可愛い。
マジ、咲くと可愛い～♪


だけど、結構デリケートな木だから、水やりとか、水はけとか、
肥料とか、とにかく気を使うことが多いし、剪定だってタイミングを間違えると、
妙～に枝が伸びるだけで、まったく咲いてくれないんだ。


ほんとは、2008年の母の日に、母のためにプレゼントとして買ったんだけどね。
手間が掛かるからと母がサジを投げて、結局は砂のところに戻ってきたんだ。（苦笑）
高齢で病身の母には、不適切なプレゼントだったようだ。


２００８年には、夏に水やりをサボって瀕死の状態になり...
２００９年には、春に剪定をミスって花が咲かず...
２０１０年には、秋に植え替え時に土づくりを失敗して咲かず...
その後も、何度も危うく枯らすとこだった...


２００８年に購入して以来、はじめて咲いたんだ♪ たった二輪だけど...（笑）
小品盆栽って好き。　あんまり世話するヒマもないけどね。