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ないものねだり

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2011.09.12
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カテゴリ:独りの時間
(京都先斗町 砂天狗撮影)



月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月


今年の仲秋(ちゅうしゅう)の月は、いよいよ今夜だね。
月見は、文字通り満月を見て楽しむことで観月(かんげつ)ともいう。
月見は、何も仲秋だけをいうものじゃないけどね。
月見酒といえば、やっぱり日本酒だね。 昨夜も呑んだけど...(前夜祭?)



絵変わりの冷酒杯。『十五夜(じゅうごや)冷酒杯(一客)』【漆器】京都...


そもそも月見は、池の水面や杯に映る月を愛でるのが風流とされている。
どうせ独りで呑むにしても、少しくらい色気があった方がイイ。
だから、今夜のために取り寄せたのは『南部美人』 銘柄名だけでも色っぽい...(笑)


京都の月見では、三宝(さんぼう)に里芋を供えて、芋に箸を差した穴から
月を眺めるというような、ちょっと風変わりな風習もあるそうだ。


月見に飾る周々木(すすき)は、稲穂をイメージしたもので五穀豊穣を願い、
供え物の団子は、秋の実りへの感謝を表すものだという。
地域によっては、団子や芋の他にも秋の稔りをお供えすることが多いようだ。
だけど、月見飾りにはそれほど厳格なルールはないので用意できるものを中心に、
お供えすればイイのだと思う。


古来、こうして日本人は夜の闇を明るく照らす月に畏敬を抱き、想いを歌に綴ったり、
願いを込めながら仲秋の夜を楽しんだ。日本人の感性って素晴らしいね。


我が家ではとくに何をすることもなく、ごく普通に飾りをする。
ちなみに、砂はススキと白萩、または藤袴(ふじばかま)を細口の花瓶に活け、
三宝の代わりに白い皿に和紙を敷き、その上に団子を飾る予定だ。


意外に思われるだろうけど、砂は都会に住んでるときも旧暦や祭事は意識してたよ。
そうすることが自然を忘れず、畏敬の念を失わないことに繋がると思うから。















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Last updated  2011.09.12 12:33:24
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