カテゴリ:独りの時間
深夜の02:30ぐらいに、部屋で独りテレビを観ていたんだ。 古い再放送の刑事ドラマで、アクションもちゃちだし、 ストーリーだっていい加減な設定の二流ドラマだった。 観てるうち、何コレ?って思うようなシーンになったとき、「これはない!」って はっきりと誰かの声が聞こえたから、咄嗟にうしろを振り向いた。 振り向いたところで六畳一間だし...(笑) それでもテレビの音を消して、耳を済ませたけど誰もいるハズはないし、 窓を開けて見回しても通行人すらない。 なのに、言葉としてはっきり聞こえた。 実は、これがはじめてじゃないんだ... 眠りに落ちる直前に、「うぉあっ!」って叫び声で飛び起きたこともあれば、 読書中にハミングみたいな歌声に気づいて、耳を澄ませたこともあるし、 転寝してたときに、「ポンっ」って鼓の音みたいな音も耳にした。 さすがに不気味に感じたのは、この前の雨の夜... 風と雨の音に混じって、泣いてる声が聞こえてきたときだったよ。 犬の遠吠えとか、野良猫じゃないかとも思って聞き耳を立てて確認したし、 窓の外や、家の周囲、天井裏も懐中電灯で照らして調べてみたけど、 未だ原因は判らないけど、直ぐ傍で話すようにはっきり聞こえる。 前に住んでた木造アパートは、押入れにお札が貼ってあった四畳半で、 女の子の首を吊った部屋だったらしいけど、一度もこんなことはなかった。 いったい、誰の声なんだろう... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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