カテゴリ:独りの時間
風呂で、ついうたた寝をしてしまった束の間に、 浅い眠りの中でまたあの"夢"を見たんだ... 夢の中で、青白く眩しい光の中に浮かぶ人影。 目を刺すような強い光のため、顔を見ることはできず、 輪郭すらはっきりとしないけれど、紫の人影のようなもの。 光は膨張して砂を呑み込み、紫の人影は砂にこういった。 「器はまだ見つからぬ...」と。 ハッとして目覚めた。 危うく風呂で溺れるところだった。 しかし、あれは以前にも何度か耳にしたことのある言葉。 遥か遠い記憶と数年前の記憶にも、何度か刻まれている。 言葉と一緒に耳にした馬の嘶き、鎧の擦れる音、重なる蹄の音も... 以前、何度も耳にした記憶があった。 聞き覚えのある声... 意味の解けない言葉... 同じシチュエーションで繰り返される夢の迷宮。 ほんの僅かだけど、血の匂いも感じた。 まるで暗号のように、その言葉は海馬の奥に棲みついている。 いつか、その謎が解ける日は来るのだろうか。 心に準備がないときに夢を見るからかなり怖い。 それより、風呂で寝ると溺れそうでヤバいね。 そうそう... 怖いといえば、ツアーバスの事故とさっきの震度5弱の地震も、 心の準備のないときに不意に起きることだから、怖いね。 GW中、みんな事故や怪我には気をつけてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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